オオミズアオは飼育できる?生態と寿命はどれくらい?【画像あり】

オオミズアオは白くて大きいので知らずに初めて見る人は衝撃を受けると思います。笑

翼を開いている後ろ姿はただのでかい蛾なので萎縮してしまうと思いますが正面から顔を見てみると可愛いのです…。

今回はそんなオオミズアオは飼育することができるか、生態寿命など深掘りをしていきます!

目次

オオミズアオの生態

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オオミズアオは大型の蛾で成虫が前翅を広げると80-120mmにもなります。

体色は白に薄い緑色が掛かった綺麗な色をしているからか、学名にギリシャ神話の月の女神アルテミスの名前が使われています!

昔から美しい蛾として認識されていたことが伺えますね!

生息域はかなり広く北海道から九州にかけて生息しています。

幼虫が見られる時期は4-8月頃で初夏と真夏と2回ほど成虫が発生します。

冬は繭を作って蛹で越冬しています。

最近ネットではオオミズアオが『かわいい』『美しい!』など注目を集めていたりします!笑

確かにモフモフしていて可愛いです…。

擬人化でイラストなんかも書かれていたり、かなり人気を博していますね…!

オオミズアオは飼育できる?寿命はどれくらい?

オオミズアオは綺麗な蛾なので飼ってみたいという方が中にはいるのですが、成虫の飼育はオススメできません。

なぜならばオオミズアオの成虫の寿命は最大で約2週間程度と短いからです。

また、カイコと同様に口吻がない(口が退化している)ため食事を摂りません。

そのため飼育をしようにも飼える期間が短いのとエサなど与える必要性がないので仮に飼ったとしても楽しめないと思います。

飼育を試みる場合はオオミズアオの幼虫を見つけてきて成虫になるまで面倒を見る方が楽しめると思います!

それに1~2週間飲まず食わずで繁殖相手を探していると考えると狭い飼育ケースに入れて飼うというのは可哀想ですからね。

卵から成虫になるまでの寿命だと大体1年程度ということになります。

近縁種のオナガミズアオとの違い

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外見で見分けるのは素人目では難しいのですが、オオミズアオに似た種類で『オナガミズアオ』という種類がいます。

私自身はオオミズアオしか見たことはないのですが、オナガミズアオはもっと体の青味が強いそうです。

また、特徴的なのは木などに止まっている時にオナガミズアオは翅を完全に広げずに少し畳んでハの字にして止まります。

素人目で判断する場合は止まり方を見ると一番わかり易いですね!

また、オオミズアオを時たま絶滅危惧種だと思っている方もいるようですが、絶滅に瀕しているわけではありません。

確かに珍しい蛾に見えますがいる場所に行けば結構見つけられます!

幼虫はサクラの葉を食べたりするので都心でも見かけることもあり、個人的には高尾山なんかでよく見る印象があります。

まとめ

・オオミズアオの成虫は口がないため食事を摂らないので飼育には不向き

・オオミズアオの寿命は約一年で成虫の期間は2週間程度

・オオミズアオとオナガミズアオを簡単に見分けるポイントは止まり方

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

関連記事:オオミズアオの幼虫に毒はある?食草と大きさはどれくらい?

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 大変参考になりました。ヤママユガが卵をたくさん産んだので、頑張って飼育したいと思います。

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