モモイロペリカンの生態と性格は?野生で見られる生息地はどこ?

皆さんはペリカンをご存知でしょうか?

ペリカンと言えば配達サービスのペリカン便というのを思い出しますが、例外を除きサービスを終了しているようですね。

また、長いくちばしで豪快にエサをすくい上げるというのも見たことがあります。

世界には7種のペリカンがおり、モモイロペリカンはその中でも最も全体数が多いです。

ペリカンの中でも恋の季節、繁殖期には桃色になるというかわいい存在、モモイロペリカンと言われる鳥がいます。

今回は、モモイロペリカン生態性格生息地について解説していきます。

目次

モモイロペリカンの生態

モモイロペリカンはペリカン目ペリカン科に分類される鳥類です。

ヨーロッパの南から中央アジア、アフリカで生まれて増えます。

ヨーロッパは冬の季節はモモイロペリカンにとって寒いので、アフリカの北東部から中部、インド北部や東南アジア付近に移動し、冬を越します。

 

体長は約160cmほどで、羽を広げた場合約3mに近くになるほどです。

近くで見てみるとかなりの大きさに驚くというレベルでしょうね。

体重はその大きさからか約10kgほどあります。

また、特徴的な大きなくちばしは約50cmほどあります。

 

体の色は桃色つまり薄いピンク色をしています。

しかし、羽毛があるので全身は白色に見えます。だから、英語で「White Pelican」というのでしょうね。

 

繁殖期には、全身が桃色になります。これが日本語の「モモイロ」ペリカンの名前の由来になっています。

 

食べるものとしては、平均が約500gくらいほどの魚を食べます。

ヨーロッパではコイを食べるのこともあるようです。

越冬先のアフリカではティラピアと呼ばれる魚を食べます。

 

集団で獲物を狙う性質があるため、例えば魚をとるときなども、群れで魚を逃げ場がないところにまで追いやり一気にペリカンの大きな喉の袋(喉袋)で食べるということも行います。

また、鳥も食べてしまうことがあるという例もあります。

 

また、モモイロペリカンは長生きで野生では平均約20年、飼育した場合では54年間いきた例もあります。

日本内のモモイロペリカンですが、1967年にインドから10羽モモイロペリカンを譲り受けました。

そのモモイロペリカンから1985年に人工孵化に成功し、インドのカルカッタにちなんでカッタ君と名付けられたモモイロペリカンがいます。

そんなカッタ君は幼稚園児と触れ合うこともある優しいペリカンです。

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モモイロペリカンの性格

エピソードとしてですが、人工孵化で生まれたモモイロペリカン、カッタ君が優しい性格だったように、ヒトに対してはそれほど警戒心を抱かないのかもしれませんね。

野生のモモイロペリカンがいる生息地

ヨーロッパの南から中央アジアやアフリカの湿地や湖、沼地に生息しています。

また、アフリカではアルカリ性の湖や海で生活します。

日本では動物園でモモイロペリカンを見かけることもありますから、モモイロペリカンを見たらぜひじっくりと観察してみてください。

まとめ

・モモイロペリカンは繁殖期に全身が桃色になるペリカン

・モモイロペリカンはそれほどヒトに対して警戒心を抱かない個体もいる

・ヨーロッパの南から中央アジアやアフリカの湿地や湖、沼地に生息している

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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