ハチクマの特徴と生態は?野生で見られる生息地はどこ?

ハチクマという生き物をご存知でしょうか。

クマなのか?ハチなのか?と思われる方も多いでしょうが、実際にはタカの仲間になります。

何だかややこしい名前をしていますが、ちゃんとこの名前になった由来もあるのです。

一体どんな生き物なのでしょうか?

ハチクマの特徴や生態、生息地について解説します。

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ハチクマの特徴

ハチクマは鳥綱タカ目タカ科に属している猛禽類の1種です。

全長60cm前後で、体重500~1000g、翼開長約120~135cmでメスの方がやや大柄になります。

体色は個体差がありますが、背中から翼にかけて暗褐色に下が淡い色をしているものが多いようです。

オスは風切羽の先端、尾羽に黒い帯があり、メスはオスよりも尾羽の帯が細くなっています。

またオスの瞳孔が黒いのに対し、メスの瞳孔は黄色です。

猛禽類と聞くとネズミなどの小動物や小鳥、あるいは魚などを捕食するイメージがありますが、ハチクマが好んで襲うのはハチの巣になります。

硬く鱗のように密に生えている羽毛はハチの毒針を物ともせず、樹上にあるハチの巣だけではなく地中にある巣もハチが出入りする場所を発見し、足で地面を掘り起こして襲い掛かって来るそうです。

ハチも必死にハチクマを追い払おうとしますが、攻撃を受けてしばらくすると諦めたように反撃を止めてしまうそうで、これに関してはハチクマの出すフェロモンが原因である説やハチが嫌がる匂いを出している説がありますが、詳しいことははっきりしていません。

また猛禽類は獲物を自分で独占しようとする傾向が強い生き物ですが、ハチクマは時として別個体と協力してハチの巣を攻撃することもあるそうです。

時に養蜂場の巣を襲うこともあると言いますが実際の被害はほとんど無く、逆にミチバチの天敵であるスズメバチを捕食することからむしろ養蜂場の人々からはありがたい存在であると言われています。

ハチにとってはまさに天敵と呼ぶに相応しい生き物ですね。

ハチクマの外見はクマタカによく似ており、ハチを捕食するクマタカということからハチクマという名前が付けられたと言われています。

渡りを行うことで知られていますが、海外でも日本のハチよりも大きなハチの巣を襲うことがあるそうです。

また、繁殖期になると独特な飛び方をして異性にアピールするディスプレイ飛行を行います。

ハチクマの生態

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ハチクマが主食としているのはハチの幼虫や蛹ですが、寒くなってそれらが少なくなるとカエルなども捕食します。

普段は単独かペアで行動しており、繁殖期になると樹上に巣を作るそうです。

一度の繁殖で1~3個の卵を産み、主にメスが抱卵します。

幼鳥もハチの幼虫を与えられて育つそうです。

抱卵期間は一か月前後となっており、雛は巣立つと1~2か月で親元から離れます。

巣は毎年再利用されその度に大きくなり、またその下では雛の排泄物で栄養を含んだ腐植を利用しているアカマダラコガネの幼虫が生息しているそうです。

日本においては森林の中に生息しています。

野生のハチクマがいる生息地

ハチクマはユーラシア大陸の東部の温帯から亜寒帯地域に生息しており、日本には夏鳥として九州より北の地域で繁殖を行います。

決して数は多くありませんが、頑張ってハチと格闘しながら繁殖を行っているハチクマの姿を静かに見守りに行くのも良いですね!

まとめ

・ハチクマはハチの巣を襲って捕食する

・ハチクマの密生している羽毛がハチの毒針から身を守っている

・ハチクマは夏鳥の猛禽類である

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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