コリデールの生態と性格は?野生で見られる日本の生息地はどこ?

コリデールという動物をご存知でしょうか?

何だろう?と思われる方もいるかもしれませんが、コリデールとは私たちにもお馴染みの家畜・ヒツジの1種類になります。

モコモコとした毛が可愛いコリデールは一体どんな生き物なのでしょう。

ヒツジといえば家畜のイメージが強いですが、野生の個体はいるのでしょうか。

コリデール生態性格野生の個体の生息地について解説します。

目次

コリデールの生態

コリデールは哺乳綱鯨偶蹄目ウシ科の動物で、優しげな目に白い羊毛がチャーミングな家畜用のヒツジです。

体重60~110kg程度で、家畜のヒツジの中ではかなり大柄な部類になります。

人の数よりヒツジの数が多いと言われているニュージーランド原産で、環境適応力が高く非常に飼育されやすいとされるそうです。

羊毛だけではなく顔や四肢も白く、オスメス共に角はありません。

ヒツジを思い浮かべて下さい、といわれたらコリデールの姿を想像する人も多いのではないでしょうか。

家畜のヒツジには羊毛を利用する目的の物と羊肉を目的としたものがいますが、コリデールは両方を兼ねている毛肉兼用種です。

戦前の日本においては主に羊毛を目的として飼育されていました。

恐らく日本で一番馴染み深いヒツジは“ひつじのショーン”のモデルにもなった黒い顔と四肢が特徴的なサフォークという種類だと思いますが、コリデールも100万頭ほど飼育されていた時期があったそうです。

しかし、戦後になると羊毛の需要が減ったためそれに伴い数を減らしていきました。

毛糸に使用されているウールなどは、コリデールが主流なんだそうです。

コリデールは他のヒツジと同じように群れになって行動します。

群れから引き離されることを嫌がり、また最初に動いたヒツジに合わせて動く性質があるそうです。

何だか日本人の気質とよく似ていますね。

ヒツジの目はまるで三日月が横になったように横長の楕円形をしています。

更に目と目の感覚が非常に広いため、とても広い視野を持つ動物です。

その広さ、なんと270~320度といわれています。

肉食動物から守るため多くの草食動物に共通する特徴で、真後ろ以外は見渡せるそうです。

あまり頭が良さそうな動物には見えませんが、実は人の顔が判断できるほど高い認識能力を持っています。

相手が覚えてくれていると思うと、接している側も愛着が湧いてくるのではないでしょうか。

寿命は10年前後だそうです。

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コリデールの性格

コリデールは温厚な性格で、家畜としてとても扱いやすい種類とされています。

一方で他のヒツジと同じように臆病なところもあり、1頭がパニックになったら群れ全体がパニック状態に陥ってしまうそうです。

大人しくも優しい性格のコリデールに会う機会があれば、びっくりさせないように慎重に接しましょう。

野生のコリデールがいる生息地

コリデールは羊毛と肉を目的に家畜化された種で、野生の個体は存在しません。

ですがニュージーランドをはじめオーストラリアやカナダなど、世界的に広く親しまれているヒツジです。

野生のコリデールは日本にいるのか

当然日本にも野生の個体は存在しません。

コリデールは埼玉の東武動物園や札幌の円山動物園などで飼育されています。

興味がある方は観に行ってみてはどうでしょうか。

まとめ

・コリデールは肉用と羊毛用を兼ねている家畜のヒツジ

・コリデールは穏やかで臆病な性格をしている

・コリデールは野生の個体が存在せず、東武動物園などで飼育されている

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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