ミミズを素手で触るとばい菌が危険?毒性はあるのかについても

どこにでもいる身近な生き物。ミミズ。

小さい子が土の中から出てきた個体を捕まえたり、釣りをやっている人が釣り針につけるために持ち上げたりすることもあるかと思います。

しかしミミズは素手で触って良い生き物なのでしょうか。

ひょっとしたらあのつるんとした体表に毒や菌などが付着しているということは…?

今回はミミズに素手で触れるか、ミミズには毒や菌が付いていないかということについて解説します。

目次

ミミズは素手で触るのは危険?

まずミミズの基本的な生態から解説していきます。

ミミズは貧毛綱ミミズ科に属している生き物で、普段は土の中や川の中に生息しているそうです。

目や手足などが無く、基本的には土の中で生活しています。

種類によって数ミリ程度の物から数十センチに至る物まで存在するそうです。

土を食べ糞として排出することで土壌改良に一役買っており、その特性を利用したミミズコンポストというものも存在します。

また多くの生き物にとって栄養源にもなり、野生環境にとってなくてはならない生き物です。

さて、それではミミズには素手で触れても平気なのでしょうか。

結論から言うと、ミミズに素手で触れても人体に害を及ぼすことはありません。

一方でミミズに素手で触るとミミズが火傷してしまう、などという言い伝えもあります。

実際にミミズが火傷を負うことはないそうですが、普段ミミズが暮らしている土や泥の中と私たちの掌の温度差が大きいことは事実ですし、またミミズを素手で触ったら弱ってしまったということもあるそうなので、軍手などを用いて触った方がベターだと言えるでしょう。

しかし、中には触ると威嚇のような行動をとるため注意が必要なミミズもいるそうです。

ミミズの雑菌やバイ菌について

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では、ミミズに雑菌やばい菌が着いていることはあるのでしょうか。

ミミズが生活している土の中や泥の中にはたくさんの雑菌・ばい菌がいるため、当然ミミズにも菌が付着しています。

自然の中で生活している生き物にとってそれは当たり前のことですが、ミミズに付着していた雑菌・ばい菌が傷口などから体内に入ると危険です。

そういうこともあり、やはり素手よりも軍手等を用意して触った方が良いかと思います。

ミミズに毒性はあるのか

それではミミズは毒を持っていたりするのでしょうか。

ぬるっとしたミミズは毒もありそう…と思う人もいるかもしれませんが、ミミズは毒を持つ生き物ではないのでそこは安心してもらって大丈夫です。

また、日本に生息しているミミズの中で最大級の大きさを誇るシーボルトミミズは、素手で触ったところ白い粘液をかけられたと言う記録があります。

この粘液について詳しいことは解明されていませんが、タオルですぐ拭えば問題なかったと言われています。

万が一粘液をかけられたら、放っておかないですぐに落とすようにしましょう。

まとめ:毒などはないが雑菌やばい菌が付着している

・ミミズは素手で触っても問題はないが、軍手などを使った方が望ましい

・ミミズの体の表面には相当数の雑菌・ばい菌が付着している

・ミミズ自体は害のあるような毒は持っていない

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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