ショウジョウトキの生態と性格は?野生で見られる生息地はどこ?

トキと言えば日本を象徴する鳥ですが、日本では絶滅しています。

佐渡ヶ島のトキの人工繁殖、放鳥が有名ですよね。そういうわけで、日本のトキの現在の生息域は新潟県の佐渡市付近だけです。

ではショウジョウトキはどうでしょうか。

解説で詳しく書きますが、南米の海岸部に分布する鳥で、漢字で書くと難しく猩々朱鷺です。なかなか使わない漢字ですよね。

アニメ、けものフレンズでも登場しているようです。

こちらではショウジョウトキの生態、性格と生息地について解説していきます。

目次

ショウジョウトキの生態

ショウジョウトキはペリカン目トキ科トキ亜科シロトキ属に分類される鳥類です。

英語で、「Scarlet ruber」と書き、Scarletは、「緋色の」とか「深紅色の」と言う意味です。

名前の通り全身は明るい赤色で、一度目にしたら、その色合いから記憶に残ると思いますし、たいへん目立つ鳥でもあります。

 

ヒナの段階では黒く、成長するに連れて段々と鮮やかな明るい赤色になっていきます

ただし、初列風切という部位の先端だけが黒くなっています。

 

日本で見ることができる鳥ではなく、南アメリカ北部の沿岸に分布しています。

国名で言うと、コロンビア・ベネズエラ・ブラジルの沿岸部ということになります。

 

体重は、620g程度、体長は約60cm前後です。

海や川の近くに生息しているので、食べるものはカエルや小魚、甲殻類などになります。

 

コロニーのことを日本語で、同一あるいは複数種の生物で構成される集団のことを言いますが、ショウジョウトキは、ショウジョウトキ自身あるいはショウジョウトキとは違う種の鳥とともにコロニーを作ります。

 

違う種の鳥とともにコロニーを作るというのですから、他の鳥と接するのがうまいのでしょうか。

そんなコロニーですが、オスが巣に必要な材料を集め、メスがその材料を使って水辺の樹々の上に巣を作ります。

 

巣の中に、大体3個前後の卵を産み、卵を温める期間は約22日前後です。卵を温めるのはオスとメスが協力して行い、ヒナを育てるのもオスとメスが協力しています。ヒナの巣立ちは、卵がかえってから、約40日後です。

ヒトの赤ちゃんが育っていって一人で行動できるまで1ヶ月弱の40日ということはありあせんから、ヒトの目線でいうとショウジョウトキの巣立ちは圧倒的に早いですね。

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ショウジョウトキの性格

くちばしが長くエサが食べにくそうに見えますが、動物園では器用にもエサをくちばしをうまく動かして食べるようです。

くちばしの扱いに関しては器用な鳥なのかもしれません。

また、コロニーを別の種の鳥と作ることもあることから、温和な鳥なのか他の鳥をうまく手懐ける方法を知っている鳥なのかなと感じました。

野生のショウジョウトキがいる生息地

海岸近くの沼やマングローブの林付近、湿地に群れになって生息しています。

生態の部分でも書きましたが、コロニーを形成します。そこで集団で繁殖しています。

まとめ

・ショウジョウトキは全身が鮮やかな赤色の鳥

・他の種の鳥とコロニーを作れるほどの性格を持ち合わせている

・沿岸部の沼、マングローブの林、湿地に群れをなして生息している

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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