アオメキバタンの生態と性格は?野生で見られる日本の生息地はどこ?

アオメキバタンという鳥を知っていますか。

アオメキバタンとは、キバタンというオウムの種類のうちの1つです。

その名の通り目の周りが薄い青色をしており、ペットとしても人気の鳥になります。

人の話す言葉を覚えるほど賢いアオメキバタンですが、どんな生態や性格をしているのでしょうか。

ペットとしてだけではなく、野生の個体もいるのでしょうか。

アオメキバタンの生態や性格、野生の個体の生息地について解説します。

目次

アオメキバタンの生態

アオメキバタンは鳥綱オウム目オウム科で、ペットとしても親しまれているオウムの仲間です。

体長40~60cm、体重800g前後の大型のオウムになります。

カラスとあまり変わらない程度、といえばその大きさが伝わるでしょうか。

バタンという種類の鳥は黒色オウムと白色オウムに分別され、その中でキバタンは白色オウムに該当し、白い体に黄色い冠羽を持っています。

インコなどのようにカラフルではありませんが、そのもふもふとした白く美しい羽毛に魅せられる人は大勢いるようです。

一方でオーストラリアでは数が増えすぎたため“白いカラス”として害鳥として見る人もいます。

オスとメスの区別は難しいですが、オスの方が黒い目をしていて、メスの方が赤みがかった目をしているそうです。

キバタンは九官鳥などのように人の言葉を真似て喋ることがあり、特にアオメキバタンは賢く人の物真似が上手で、そういった面からも人気のある種類になります。

ただし非常に大きな声で雄叫びを上げることが度々あるので、飼育する際には防音対策が必須だそうです。

野生下においても、森の中で鳴き声がよく通ります。

このあまりに大きな雄叫びに堪らず手放してしまうという無責任な飼い主もいるそうです。

飼育用のカゴは大きな体とパワーに合わせて大型で頑丈なケージを用意しましょう。

アオメキバタンはとても賢く出入り口の開け方も学んで脱走してしまうため、ケージには鍵を用意するなどの対策が必要だそうです。

オウムの仲間は脂粉というフケのような細かい白い粉がついており、キバタンの仲間は脂粉が多いといわれています。

脂粉が出るということはそれだけ新陳代謝が活発であるという証拠ですが、すぐ貯まる上に細かいので掃除が結構大変だとか…。

もし脂粉の出る量が少なかったら病気の可能性もあり、健康のパラメーターとして使えます。

野生の個体は穀物や昆虫などを食べているそうです。

野生の平均寿命は20~40年ほどとこれでも十分長寿ですが、飼育下のものだとなんと70年も生きることがあります。

たとえ飼い主が生まれた時と同時に飼い始めたと仮定しても、飼い主の方が長生き出来るという保証がないですよね。

かなり値段が高いということもあり、飼育する際にはもし自分に何かがあった場合に引き継いで飼ってくれる人を探しておいた方が良いでしょう。

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アオメキバタンの性格

アオメキバタンは明るく好奇心旺盛で、また賢いので人に懐くと物真似を披露したりして飼い主を楽しませてくれます。

中には会話を成立させられるほど賢い子もいるそうです。

甘えん坊な一面もあり、飼い主から撫でてもらうなどのスキンシップも大好きで、とてもその見た目の可愛らしさも含め非常に魅力的な鳥だと言えます。

一方でその賢さゆえに繊細でストレスを感じやすく、長時間放置したりすると自傷行為をしてしまう子もいるそうです。

飼育環境を整える難しさや寿命のことなども考慮すると、かなりの覚悟と知識を持っている方でなければアオメキバタンを幸せにしてあげるのは難しいのかもしれませんね。

野生のアオメキバタンがいる生息地

アオメキバタンはオーストラリアやパプアニューギニア周辺に生息しています。

人気のあるペットである一方、現地では穀物を荒らす厄介者として扱われることもしばしばです。

野生のアオメキバタンは日本にいるのか

残念ながら野生のアオメキバタンの個体は日本には生息しません。

日本の動物園では京都の京都市動物園や東京都の上野動物園などで見ることが出来ます。

飼育するのも難しいアオメキバタンを見に行ってはいかがでしょう。

まとめ

・アオメキバタンは賢く繊細な鳥類

・アオメキバタンは好奇心旺盛で明るい性格

・アオメキバタンはオーストラリアなどに生息し、日本に野生の個体はいない

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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