『ツチノコ』と言えば一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
地方によってはツチノコの捕獲に懸賞金を掛けていることもしばしば…。
中には爬虫類のペットである『アオジタトカゲトカゲがツチノコの正体だ!』なんて説もありますね!笑
今回はツチノコの正体に関する説や懸賞金について深掘りしていきます。
ツチノコとは?
ツチノコは漢字で『槌の子』と書きます。
一応日本に生息すると言い伝えられている未確認動物(UMA)の一つです!
面白いことに北海道と南西諸島以外では日本で目撃例の記録があるそうです…。
全国的に古くから伝わっていて、地方によって呼び名は様々でバチヘビ、ツチヘビ、筒蝮、コウガイヒラクチ、テンコロなど40種類以上の呼び名があります。
古いものだと奈良時代の『古事記』や『日本書紀』などに登場するカヤノヒメ神という野の精霊をツチノコだとする説があります。
古事記は日本最古の歴史書で712年に編纂されたものなのでツチノコは今から1000年以上も前から言い伝えられていることになります…。
これだけ長きに渡ってツチノコの話が伝わっているということは少なくとも確実にモデルとなる生物がいることは間違いなさそうですね。
ただ、長い年月を経てだいぶ色々な説が飛び交ってしまっている印象もあります。
懸賞金1億円『ツチノコ』もはやネタ化している
驚きなことにツチノコがブームの時には企業などが協力して、莫大な懸賞金が掛けられています。
その中でもすごいのが新潟県糸魚川市の懸賞金は1億円です!
他にも生け捕りであれば兵庫県千種町に関しては3億円も懸賞金を掛けています…。
ほとんどの場合は当時行われた話題づくりだと思いますが、これほど注目を浴びていたことに関しては純粋にすごいと思いますね。
ただ、懸賞金が掛けられている中、それっぽいものが出てきても懸賞金が払われたことはないようです!笑
最後にいくつか代表的なツチノコの正体の説について紹介していきます!
ツチノコの正体はこれだ!有力説を紹介
実は最近でもツチノコの目撃情報は各地で寄せられたりしているみたいですね。
ただ過去の事例ではすでにこれだ!と言われているものも中にはあります。
外国産のトカゲ誤認説
トカゲと誤認された例は過去に何件かあったようです。
そのほとんどがアオジタトカゲやマツカサトカゲなどの外国産のトカゲです。
これらのトカゲは手足が短く胴体が太いのでパッと見はツチノコに見えます!
関連記事:アオジタトカゲの飼育方法と餌は?販売価格と寿命はどれくらい?
ヘビとの誤認説
中でも個人的にこれが有力なのではないかというのがヘビとの誤認説です。
よく言われるのはヤマカガシやマムシが腹の膨れた状態のものではないかというものですね。
日本在来のヘビですし捕食後や妊娠中などで腹が膨れている状態であればツチノコに見えてもおかしくはなさそうです…。
また、北海道から南西諸島以外での目撃例があるという点では生息地を考慮するとヤマカガシが有力なのではないかと考察しています。!
新種・未確認のツチノコはツチノコ説
最後の説は『ツチノコはツチノコだ!』という説ですね!
結局のところ未だにわかっていないのでツチノコはツチノコなのかもしれません…。
自分の考えでは元々は何かモデルとなる生物がいて、古事記や日本書紀などの歴史書で後世まで伝わったことが原因で憶測が進んだのではないかと思います。
逆にわからないからこそこれだけ魅力ある生き物だとも思います!
今でも妖怪ウォッチの『ツチノコパンダ』というキャラクターのモチーフになっていたり、これからもツチノコという存在は後世に引き継がれていきそうですね。笑
爬虫類好きとしては機会があれば一度は見てみたい未確認生物です!
まとめ
・ツチノコがは奈良時代からその存在が言い伝えられている
・ツチノコは最大で懸賞金が3億円掛けられており、色んな地域で懸賞金がある
・ツチノコの正体はアオジタトカゲなどのトカゲ類やヘビとの誤認説がある
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
関連記事:千と千尋のイモリの黒焼きは精力剤?ほれ薬の効果と通販は可能?
生き物好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!
コメント