日本の危険生物ランキング!島国だから毒のある生き物は少ないの?

世界に比べれば日本は危険な生物は少ないかもしれません。

しかし、意外と身近に人を死に至らすことのできる生物は存在します。

今回は日本遭遇しうる危険生物についてランキング形式で紹介していきます!

目次

日本の危険生物ランキング【陸棲生物】

個人的な基準ですが

遭遇する可能性>遭遇時の被害

遭遇する頻度の方を高く評価してランキングにしています。

また、生息地が限られる場合などはやや評価は低めです。

それでは上から順番に見ていきましょう!

マムシ

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毒を持っていて危険な生物の代表格といえばマムシです。

ほぼ日本全域に生息しているクサリヘビの仲間ですね。

近づかなければ咬まれることはないですが、気付かずに踏んづけてしまって咬まれるケースが多いと言われています。

死亡率は高くはないですが、年間で3000人近くの人が咬まれそのうちの10人が亡くなっているというデータもあります。

被害の数で言えばかなり多いと言えるでしょう…。

 

関連記事:マムシの毒の成分はどれくらい強い?噛まれた時の症状と対策は?

オオスズメバチ

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日本に生息する最大のハチです。

アジアに広く分布するハチであり、ハチ類の中でも最も強い毒を持っています。

さらには攻撃性が強いので非常に危険です。

刺された際の毒の量によっては人も亡くなってしまう可能性もあります

マダニ

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マダニは感染症を媒介する可能性があり、非常に怖い危険生物です。

そのため、マダニに噛まれた場合は医療機関に行く必要があります。

日本国内でもダニ媒介性の感染症で亡くなっている人がいるので草はらな歩く際には注意が必要です。

私も何気なく犬の散歩していただけでも、服についていることもありますからね…。

 

関連記事:マダニの感染症の症状はうつる?病気の種類や治療法は?

ドクガ・イラガ

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ドクガと言っても特に有名なのはチャドクガですね。

事前に気づけば刺されることはないですが、気付かずに触れてしまうことで毛が刺さってしまいかぶれることがあります。

私も小さい頃に知らず知らずのうちにドクガに刺されており、ひどい目にあいました。

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また、イラガも毒を分泌する毛があるので刺されると皮膚に炎症が生じて激しい痛みが続きます。

かゆみも1週間以上続くこともあるので注意が必要ですね。

 

関連記事:イラガは成虫にも毒があるの?生態と幼虫の棘の毒性が強すぎる?

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デング熱やジカ熱で少し騒がれていましたが、そのような伝染病を媒介するのがカです。

世界でも最もを人を死に至らしている生物とも言われています。

日本国内ではそれほど脅威的な存在として扱われていないですが、今後はどうなるかわかりませんね。

ハブ

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言わずと知れた危険なヘビですが、沖縄や奄美大島にいる毒蛇ですね。

毒の強さはマムシより弱いのですが、一度に排出される毒液が多いことから危険視されています。

噛まれると患部が腫れ、激しい痛みが伴います。

場合によっては患部が壊死してしまうこともあり、運動障害が残ることもあります。

 

関連記事:沖縄は毒蛇のハブが危険?対策と噛まれたらどうするの?

ムカデ

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ムカデは人の棲む家屋に出るので人によってはかなり遭遇する可能性は高いと思います。

さらにオオムカデの仲間は刺されると焼けるように痛み、患部が腫れます。

ムカデの毒はアナフィラキシーショックを起こすこともあるので注意が必要ですね…。

 

関連記事:ムカデの毒の成分は?刺されたときの症状と治療法は?

ハネカクシ

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別名ヤケドムシとも言われている昆虫です。

ペデリンという毒を持っており、触ると皮膚がミミズ腫れして火傷のような痛みが伴います。

死に至るような毒ではないですが、分布も全国的に生息しているので遭遇する可能性は高いかもしれません。

 

関連記事:アオバアリガタハネカクシの天敵は?退治や駆除する方法はある?

ツキノワグマ・ヒグマ

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ツキノワグマは大人しいと言われているクマですが、ここ最近では人里に降りてきたクマにヒトが襲われる事件も増えてきています。

生息地でなければ遭遇することはまずないと思いますが、やはり怖いですね…。

 

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北海道の場合はヒグマという陸棲哺乳類で最大のクマがいるわけですが、ヒグマの場合は遭遇したらまず助からないでしょう…。

動きも早い上に400kgもある巨体に襲われたらひとたまりもありません…。

 

関連記事:ヒグマの日本最大サイズの記録は?危険な時期はいつ頃なの?

セアカコケグモ

以前は日本には生息していなかったクモですが、現在は41都道府県で確認されています。

毒を持っており、噛まれた場合は激しい痛みと腫れ、発熱や発汗も現れることがあるようです。

アライグマ

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アライグマは日本では外来生物として問題となっている動物ですね。

見た目は可愛らしいですが、非常に凶暴な動物でアメリカでは猟犬が逆に襲われてしまった事例もあります。

人畜共通感染症を媒介する動物でもあります。

 

関連記事:アライグマに天敵はいないの?日本で生息している数はどれくらい?

イヌ(野犬)

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イヌと言っても人に飼われているイヌというよりは野犬などがそうですね。

稀に飼われているイヌに人が噛まれるようなこともあるので危険生物と言えば危険かもしれません。

日本には危険生物が少ない?

海外に比べれば日本は危険生物が少ないのではないかと言われることがあります。

個人的な印象では少ないというよりは、海外の方がイメージに残りやすい強烈な生き物が多いだけなような気がしますね。

日本にいる生き物の外見は地味なものは多いですが、上記で紹介した危険生物はほんの一握りです。

また、日本には四季があり、冬にはどんな生き物も活動が抑えるようになります。

そのため、体感的には危険な生物との遭遇する機会は年間を通してみれば少ないのかもしれません。

危険という要素以外にも衛生害虫などを含めればゴキブリ類が断トツですね…笑

まとめ

・遭遇する可能性と被害について考慮するとマムシが最も代表的な日本の危険生物である

・日本には危険生物は少ないイメージがあるが、冬があるため体感的に生物との遭遇機会が少ないと考察

・衛生害虫や不快害虫なども含めると実害が多いのはゴキブリ類

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

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