トッケイヤモリは模様も特徴的で大きいことからとても印象に残るヤモリですね。
また幸せを呼ぶという言い伝えがあることでも有名です。
今回はトッケイヤモリの飼育や飼い方、販売されている値段について紹介していきます!
トッケイヤモリの飼育や飼い方は?
トッケイヤモリは非常に大型のヤモリで全長25~35cmまで成長します。
こんなにも大きなヤモリですが壁を這うヤモリです…いわゆる壁チョロですね!
分布は広くインド、インドネシア、カンボジア、中国などアジアに生息しています。
生息数が多いことからペットショップでは野生のものに関しては非常に安価で販売されています。
とは言っても私がバリ島へ旅行に行った際には野生の個体を見つけることはできませんでした…。
観光地で見つけるのは中々難しいようです…。
体色は灰色にオレンジ色の模様が入る派手は模様をしていてとても魅力的です!
ただトッケイヤモリを飼育するのはそこそこ手間が掛かるようです…。
その理由は気性が荒くかなり怒りっぽいところ性格にあります。
またショップでは通常通り食べていた餌も自宅のケージに入れると環境が変わったからか餌を拒むようになった個体もいることからかなり神経質なことが伺えます。
特に野生個体のものは人に慣れにくく最初は飼育に手間が掛かるようです。
触ろうとすると噛みつく子も多いので掃除がケージ内の掃除が大変だとよく言われます
ただ、繁殖された個体は人馴れしていることが多く、腕に乗せたりなどのハンドリングが平気な個体もいます。
もしも、トッケイヤモリで樹上性ヤモリを初めて飼う場合は極力繁殖個体を選ぶようにすると飼育に苦労せずに済むでしょう。
飼育に必要なもの
■飼育ケージ
大型の種類のヤモリですが、実際飼うとなるとあまり動き回りません。
そのため、45cm程度のケージである程度高さのあるものを選べば大きくなってもそのケージで飼育することは可能です。
■ヒーター
トッケイヤモリの最適温度は25~30℃くらいです。
ケージ内で温度勾配ができるようにしてあげると良いでしょう。
ヒーターはパネルヒーターなどが一般的です。
加熱用のランプなどを使っている人もいます。
■シェルター
枝や流木などを立てかけて隠れ家を作ってあげるようにしましょう。
また、完全に身体を隠す場所としてティッシュの空き箱なども利用できます。
■霧吹き
湿度を保つのにも使いますが、トッケイヤモリは水入れで飲水を与えるのが困難のため霧吹きで周りを濡らすことで水分を補給させます。
トッケイヤモリの餌や販売値段は?
トッケイヤモリで苦労することになるのが給餌です。
慣れないとピンセットから餌を食べないので慣れない内は生きたコオロギやゴキブリをケージ内に入れて自然に食べるのを待つしかありません。
また、コオロギを扱う場合コオロギが高い位置に登れるように大きめの流木などを用いたり、ゴキブリの場合は壁を上るタイプの餌を与える必要があります。
もしも中々給餌が出来ない場合は壁を登れるゴキブリとしてマダガスカルゴキブリなどを用いましょう。
餌としてはやや値段がしますが繁殖させればエサ代の節約にもなります。
注意すべき点は壁を登れるので脱走だけには注意が必要です…。
また、トッケイヤモリの販売価格ですが野生個体は非常に安価で中には1000円ほどで販売されていることもあります。
しかし、そのように安く販売されているものは扱いが悪くて体調を崩している状態のものもよくいるそうです。
平均的な価格としては2500~3000円ですが、この値段で販売されているものはほとんど野生個体です。
繁殖個体のベビーは20000円前後で販売されているのを見たことがあります。
しかし、飼いやすいということもあり非常に人気で販売されていてもすぐに売り切れているような印象を受けます。
初心者にとっては飼育するのにややハードルが高そうなヤモリですが、個人的にもかなり飼ってみたいヤモリですね。
まとめ
・トッケイヤモリは気性が荒く、野生個体は人に慣れづらいため飼育はやや難しい
・給餌が最も大変で慣れない内はピンセットから食べてくれため壁を登れるようなゴキブリ類をケージ内に入れて与える
・野生個体は安価で1000~3000円ほどで購入可能、繁殖個体は20000円近い値段だが人気のため品薄
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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