メンフクロウの特徴と生態は?野生で見られる生息地はどこ?

世の中にはユニークな姿をしている動物がたくさん存在します。

メンフクロウもその中の一つです。

白いハート形の顔に、どことなく愛嬌が感じられる風貌だと思うのは私だけではないでしょう。

不思議な見た目のメンフクロウ、一体どんな生き物なのでしょうか。

メンフクロウの特徴や生態、生息地について解説します。

目次

メンフクロウの特徴

メンフクロウは鳥綱フクロウ目フクロウ科に属している、まるでお面をつけているかのような見た目からその名が付けられたフクロウです。

数多く存在するフクロウの中でも知名度が高く、ポケモンのモデルになったこともあります。

ペットとしても、フクロウの中では比較的多く流通しているそうです。

個体差はありますが、頭部から羽にかけて優しい茶色の羽毛で覆われ、ハートを思わせる形で縁取られた真っ白な顔、という特徴的な見た目をしています。

このハート形の部分は顔盤といい、微かな物音でもキャッチ出来るパラボラアンテナのような役目を果たしているそうです。

この顔盤が発達している個体ほど聴力に優れていると言われます。

一方で野生下では役に立つ鋭い聴力は、飼育下ではストレスの元になると言われているそうです。

お面のようで怖いという声もあるようですが、ハートの顔や上品な白っぽい体色は個人的には良いなと思いますし、実際ファンもたくさんいます。

体長35~45cm、体重300~500g程度の中型のフクロウで、翼を広げると1m近くになるそうです。

フライトが得意なので調教次第では覚えさせることも可能ですが、調教する側の知識や技術が必要となるので飼育していても安易にやってみようとはしないで下さいね。

繊細で警戒心が強いので、接するときはストレスを与えないように細心の注意を払いましょう。

メンフクロウの生態

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メンフクロウは夜行性で基本的には夕方以降に活動しますが、中には昼間に活動することもある個体も存在します。

肉食性でネズミなどの小型哺乳類や昆虫、小鳥などを捕食するそうです。

体に対して翼が大きく、一切音を立てずに飛んで獲物を捕らえます。

地域差もありますが、大体春になると繁殖期になり樹上に巣を作って数個の卵を産み、オスとメスが協力して子育てをするそうです。

エイリアンのように見えるとの声もあるメンフクロウの雛ですが、自分よりも空腹の雛がいると餌を譲ることがあるという研究結果があります。

雛は1~2年ほど経つと性成熟し、15~20年ほど生きるそうです。

飼育したいと思ったら、長寿であることや神経質な性格を十分に考慮して決断しましょう。

メンフクロウの英名はBarn Owl(納屋のフクロウ)と言い、納屋で巣を作ることもしばしばあると言います。

メンフクロウが人にとっていかに身近な生き物であるかをうかがわせる話ですね。

野生のメンフクロウがいる生息地

メンフクロウはオーストラリアやヨーロッパ、ユーラシア大陸、アフリカ大陸など世界中の広い範囲に生息している生き物です。

日本に野生の個体は存在しませんが、動物園やフクロウカフェなどで頻繁に見かけることが出来ます。

動物園ではフライトショーを行っている所もあるので、機会があれば見に行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

・メンフクロウはちょっと変わった見た目をしたフクロウ

・メンフクロウは一切音を立てずに飛ぶことが出来る

・メンフクロウはフクロウの中では比較的メジャーで、様々な国で野生の個体が確認できる

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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