オオフクロウの特徴と生態は?野生で見られる生息地はどこ?

オオフクロウをという種類のフクロウご存知でしょうか。

名前だけ聞くと単に大きいフクロウと想像されるかもしれませんが、それ以上にとても可愛い見た目をしているフクロウになります。

今回はオオフクロウの特徴や生態、生息地について深掘りしていきます。

目次

オオフクロウの特徴

オオフクロウは鳥綱フクロウ目フクロウ科に属している猛禽類の1種です。

“オオ”フクロウなんて名前が付けられるほどだからさぞかし大きいのだろう…と思われがちですが、オオフクロウの全長は35~55cm、体重500~700g程度の大きさなので、飛び抜けて大柄なフクロウ、という訳ではなく、大型種ではなく中型種に分類されることもあります。

例えばハリー・ポッターでお馴染みのシロフクロウは全長50~65cm体重2kgにもなることがあるので、それに比べたらかなり小柄ですよね。

しかし頭から背中にかけて濃い茶がかかっており、モフモフとした印象の顔の中心には大きな眼鏡をかけているようにも見える、薄い茶色ラインで縁取られたくりっとした瞳がありとてもチャーミングで印象的な容姿です。

腹部には横じまの細いラインが走っています。

マレーモリフクロウとよく似た外見をしていますが、マレーモリフクロウと違って頭に白い斑点模様はありません。

立派な肢と鋭い爪を持ち合わせており、森の中を音も無く飛翔して獲物に襲い掛かるそうです。

日本においては神戸どうぶつ王国でパフォーマンスをしているなどその姿を確認できる方法がある一方で、フクロウの仲間は飼育の難しく長寿であるのでペットにはあまり向いてないかもしれませんね。

オオフクロウの生態

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オオフクロウは他の大多数のフクロウと違わず夜行性で、活動を始めるのは基本的に日が落ちた後です。

人間のように目が正面についているため視野は広くありませんが、代わりに首をぐるりと回すことが出来るので音もなく後方を確認することが出来ます。

暗い中で静かに獲物の位置を確認して静かに飛び立ち標的を捕まえる、という訳ですね。

肉食性で、ネズミやトカゲといった小動物の他、魚類や昆虫、鳥類などを食べます。

鳥類は小さなものだけではなくキジ程度の大きさのものまで獲物として認識するそうです。

獲物の大きさによっては丸のみにしてしまい、毛や骨などの消化できない部分はペリットとして吐き出します。

基本的には単独、もしくはペアで行動するそうです。

繁殖期になり卵を産むと、オスはメスや雛のため餌を運び、メスは卵を温め雛を守り、協力しながら子育てをします。

雛は1か月ほどで巣立ち、その後は暫く親の元で飛び方や狩りの仕方などを学ぶそうです。

15~20年ほど生きるとても長寿な生き物になります。

野生のオオフクロウがいる生息地

残念ながら野生のオオフクロウは日本には生息していません。

オオフクロウはアジア圏に生息している鳥で、東南アジアやネパールといった温暖な地域の森林や山の中に生息しているそうです。

物静かな鳥であるため発見するのが難しいそうですが、もしも巡り合えたら嬉しいですね。

海外へ行く予定がない方は、動物園やフクロウカフェに足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

・オオフクロウはやや大柄なフクロウの1種

・オオフクロウは肉食だが静かな動きで獲物を捕まえる特徴がある

・オオフクロウはネパールを代表とした東南アジアの森などに生息している

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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