『カナヘビ』という生き物を知っていますか?
小さいころから何気なく『トカゲ』と呼んでいる生き物ですが、トカゲにも種類があるんです!
日本の本州で馴染みが深いトカゲといえば主に『ニホントカゲ』と『ニホンカナヘビ』の2種類がいます。
今回は『トカゲ』と『カナヘビ』の違いについて紹介していきたいと思います!
トカゲとカナヘビの違いは?
名前を聞くと『カナヘビってヘビなの?』という風に思うかもしれませんが、カナヘビも『トカゲ』です!
ちょっと難しい専門的な言葉ですが、生き物の『トカゲ亜目』という仲間に分類されるものに『トカゲ』という総称が使われます。
カナヘビも『トカゲ亜目』なので同じように『トカゲ』という認識で間違いありません!
身近な場所で見ることのできる『トカゲ』と言うと『ニホントカゲ』と『ニホンカナヘビ』の2種類がいるので、今回はその2種の違いをお話していきます。
ニホントカゲの特徴
ニホントカゲはうろこに光沢があってツヤツヤしています。
体の色は褐色で体の横に太い縦縞があります。
また、幼い個体の場合は尾が青くて身体に5本の縦縞模様があるのでかなり特徴的ですね。
印象としてはツヤがあってカナヘビよりちょっとゴージャスなイメージです。笑
比較的ずんぐりむっくりしていて繁殖期になるとオスの顔周辺が赤くなるもの特徴です。
関連記事:ニホントカゲの飼育や飼い方は?餌と生体の販売値段はいくら?
ニホンカナヘビの特徴
ニホンカナヘビはうろこに光沢がなく、表面はザラザラしています。
体の色は灰褐色で体の横には白い帯状の模様があります。
印象的には地味ですが、体が細いのでスタイリッシュに見えます!笑
幼い個体も最初から地味な体色です。
また、尻尾が非常に長くて体全体の3分の2を占めます!
このように尾が長いことから蛇のように見えたのかもしれませんね。
なぜ『カナヘビ』という名前なのか由来については詳細は不明でわかっていないそうです。
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ヤモリはトカゲ?
また、トカゲと混同されてしまうもう一つの生き物が『ヤモリ』です。
簡単な見分け方としてはいる場所でヤモリは木や家屋の壁などに張り付いていますが、トカゲは基本的に地面にいます。
また、家の中で出るのは十中八九はヤモリです。
ヤモリも爬虫類ですが、トカゲとは全く違った生き物になります。
より詳しいトカゲとヤモリの違いはこちらを御覧ください。
関連記事:家の部屋の中に出るトカゲは何?捕獲する方法と正体はヤモリ?
ニホントカゲには種類がある?見分け方は?
少し難しいな話になります。
一見同じトカゲのように見えますが、ニホントカゲとして考えられていたのが生息している地域によって種類が違ったということがわかっています。
ものすごく簡単に分けると
西日本…ニホントカゲ
東日本…ヒガシニホントカゲ
伊豆半島から伊豆諸島…オカダトカゲ
というように3種類に分けられています!
見た目による違いは素人目では見極めるのが難しいです。
そのため、ざっくりとした見分け方としては見つけた場所によって種類が違うという認識で良いでしょう。
まとめ
・カナヘビもトカゲの仲間でヘビではない!
・ニホントカゲはうろこに光沢があってツヤツヤ!ニホンカナヘビは光沢なしでザラザラ!
・ニホントカゲはいる場所で種類が違った!
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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