ヤモリとイモリの違いを画像付きで比較!簡単な覚え方から見た目や分類についても解説

両生類と爬虫類の話でよく聞く話題で『ヤモリとイモリの違いは?』というものがありますよね?

爬虫類や両生類が好きな人からすれば当たり前のことですが、名前は似てても全然違う生き物なんです!

それに片方はゴキブリや小バエなどの害虫も食べてくれる頼もしいヤツです!もう片方は好きな子を振り向かせるのに使えるかもしれません!

今回はヤモリとイモリの違いやこの二種類に纏わる話を書いていきます。

目次

ヤモリとイモリの違いを画像付きで比較

違い ヤモリ(家守) イモリ(井守)
見た目
分類 爬虫類 両生類
生息場所 陸上 水中
前足と後ろ足の指が5本ずつ。
垂直なガラスや壁に張り付くことが可能。
前足と後ろ足の指が4本ずつ。

ヤモリとイモリは名前が似ていますが、分類がそもそも「爬虫類」と「両生類」と異なります。

ヤモリは爬虫類で陸上に生息しており、イモリは両生類で水辺に生息しているのが特徴です。

ヤモリとイモリの簡単な覚え方

ヤモリとイモリを区別する上で最もわかりやすいのは名前を漢字で書くと暮らしている場所がわかります!

■ヤモリ ⇒ 家守(家を守る)

■イモリ ⇒ 井守(井戸を守る)

ヤモリは『家を守る』と書き、イモリは『井戸を守る』と書きます。

このことからざっくり言うと、ヤモリは陸に棲んでいて、イモリは水の中に棲んでいることがわかります!

分類がそもそも違うため:全く異なる生物

名前が似ているけれども分類が異なることから生物としても全然違う仲間なのです。

ヤモリは『爬虫類』でヘビやトカゲなどの仲間にあたります!

また、イモリは『両生類』で水辺で暮らすカエルなどの仲間になります。

またイモリとヤモリは日本でも昔から馴染みがあってこの2種類に纏わる話が色々とあります。

ヤモリはゴキブリを食べてくれる!?

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まずはじめにヤモリについてですが、漢字で書いて家守と書くようにヤモリは家にいるハエや蚊、ゴキブリなどの害虫を食べてくれます!

めっちゃ良いヤツ!

実はこれは日本に限った話ではなくて世界中でも『人に役立つ』小動物として大切に扱われてきている生き物なんです。

中には『気持ち悪い!』と思う方もいるかもしれませんが、なるだけ退治などはしないようにしてあげましょう…。

それでもちょっと…という方もいると思いますが、ヤモリに纏わる話でもっとすごい話があります。

実はヤモリは『神様の使い』だと言われているんです!

ヤモリが住みつくと家が守られて火事などが起きないと言われています。

神社やお寺などでもよく見かけるのはこれに由来するのかもしれませんね!

関連記事:ヤモリの餌と飼育方法は?寿命とペットとしての飼い方は?

イモリで好きな子を惚れさせられる?!

アカハライモリ
イモリというのは漢字で書いたように『井戸を守る』と書きますが、水回りを守護してくれるという意味が込められているそうです。

井戸と聞くとピンと来ませんが、昔だと水田にいる害虫を食べてくれることから大切に扱われていたようです!

イモリもヤモリと同じく神の使いだと考えられていました。

さらにイモリの場合は有名な話で『惚れ薬(媚薬)』に使われていたというお話ですね!

イモリの黒焼きを粉にして人にふりかけると相手を惹きつける効き目があるそうです。

恋い焦がれて心臓まで真っ黒に焼けると伝えられていますが、『それじゃあ死んでしまうじゃないか!』という感じですよね。笑

千と千尋の神隠しにもイモリの黒焼きが出てきますが、それを貰う女性の顔つきが照れていたのは『精力剤』としての位置づけで扱われていたからかもしれません。

関連記事:イモリの飼育方法と餌は?ペットで飼いやすい種類の値段と販売店は?

まとめ

・2種類の区別の仕方はヤモリは家を守る爬虫類!イモリは井戸を守る両生類!
・ヤモリは家にいるハエやゴキブリを食べてくれる!
・イモリは昔惚れ薬としてつかわれていたという逸話がある

最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!

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