ウミガメとは名前のままの意味で海に生息するカメです。
特にカメというと長生きするというイメージが強いですが、ウミガメはどれくらい生きるんでしょうかね?
今回はウミガメの寿命について掘り下げていきます!
また、孵化した赤ちゃんがどれくらいの数が大人になれるのか生存率についても紹介していきます。
ウミガメの寿命はどれくらい?
『鶴は千年、亀万年』という言葉がありますが、実際のところはどうなんでしょうか。
これは中国の古い言い伝えのようですが、この言葉は主に長生きしたことを祝ったりするときに使われた縁起の良い言葉とされています。
勝手なイメージですが、『長生きする亀』と聞くと私はウミガメを連想してしまいます。
実際問題それほど長生きするのかというところですが、ウミガメの寿命については正確にはよくわかっていないそうです。
研究などでは性成熟するのに大体30年以上かかると見当が付けられています!
その成熟してから10年後に産卵が確認されたことなどから成熟後も長生きすると考えられています。
しかし、現在は漁業などの網に引っかかって呼吸が出来ずに死んでしまう例が非常に多いようです。
ほとんどのウミガメは寿命を全うすることないと考えられます。
亀は亀でもリクガメの中には250年も推定で生きているとされた種類もいたのでウミガメも100年以上生きていてもおかしくなさそうなイメージですけどね!
ただ、長生きすると言ってもウミガメの寿命は平均したらものすごく低い年齢になると考えられています。
孵化したウミガメの赤ちゃんの生存率は?
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ウミガメは砂浜に産卵するとき一度に100個ほどの卵を産みます。
その卵は大体2ヶ月ほどで孵化して海へと旅立ちます…。
しかし、子ガメのほとんどは魚や海鳥に捕食されて大人に成長することができるのはほんのわずかだと言われています。
明確なデータを元にしているわけではないですが、ウミガメの子供の生存率は5000匹に1匹と言われています。
パーセントにして0.02%です…。
それほど生き延びることが難しいというのと、守らなければならないことを訴えている数字なんだと思います。
もしも、この数字が本当であれば50匹の母ガメが産卵を終えてやっと1匹の亀が大人になる計算ですね。
個人的にはさすがにこの数字は低すぎると気がしますが…。
ただ、それだけウミガメの数が減っていることを強く訴えているのでしょう。
私自身奄美大島でアカウミガメの孵化に立ち会ったことがありますが確かに子ガメ達が厳しい海で生きていけるのかと思うくらい弱々しかったです。
いずれにしてもウミガメの数を減らしている大きな原因は人間にあるので難しい問題だと思いますね。
まとめ
・ウミガメの寿命については正確なデータもなく推定する手段もないためわかっていない
・事例では30年経って性成熟した個体が10年後にも産卵に砂浜へ訪れているものがある
・ウミガメの赤ちゃんが大人のカメになれる確率は0.02%と言われている
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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