ニホンアマガエルといえば『カエル』と言って日本人が思い描くカエル中のカエルですね。
あまりにも可愛らしい姿なので飼ってみたいと思う方は非常に多いです。
今回はニホンアマガエルの特徴と飼育方法についてお話していきます!
ニホンアマガエルの特徴
大きさは2~4.5cm程度でメスの方がやや大きいです。
カエルというと水辺にいるイメージですが、ニホンアマガエルは樹上に適したツリーフロッグです!
肉食性で小さな昆虫類やクモを捕食します。
春から秋まで活動して冬は冬眠します。
一番の特徴といえば『可愛らしさ』です!
自然で見られる姿だと比較的大人しいイメージですが、捕食するときは飛びかかりって短い舌で獲物を押さえつけた後くわえて飲み込みます。
飼育時にはエサを与えることになるのでその姿を生で見ることができます。
ニホンアマガエルの寿命
野生で捕まえてくることができるカエルですが、軽い気持ちで飼うようなことは辞めましょう。
ニホンアマガエルの寿命は5~10年ほどです。
小さな生き物ですが、飼うとなると付き合いは長くなるので責任持って飼うようにしましょう!
ニホンアマガエルの飼育方法
ペットとして飼育はあまり一般的ではないですが、ニホンアマガエルを飼育することは可能です!
ニホンアマガエルを飼育する際には出来る限り自然に近い形で再現する必要があります。
温度管理は昼間は25℃、夜間20℃程度を目安にして多少の温度差をつけると良いでしょう。
個体を捕まえて手に入れることができる分、飼育する際に必要なものに力を入れましょう。
飼育の際に準備するもの
飼育ケージ
ニホンアマガエルを飼育する場合は自由に動き回れるように高さのある飼育ケースやケージを用意することをオススメします。
元々樹上生活に適応したカエルということと飼育するほとんどは野生個体なのでストレスを感じさせないようにしましょう!
床材
赤土や腐葉土、新聞紙などで大丈夫です。
床材などが汚れてしまうとカエルが病気になることがあるため個人的には掃除をし易いものが好ましいです。
観葉植物
自然界の環境とニホンアマガエルにとって好ましい環境にするため観葉植物や上下移動することのできる枝などをケージの中に入れてあげましょう。
ポトスなどを利用しても良いです。
また、観葉植物を利用する際はニホンアマガエルの糞や尿などで枯れてしまうので定期的に洗うようにします。
水入れ
水を入れる容器は用意しましょう。
アマガエルとなると水がかなり必要なイメージがありますが、湯のみなど小さめの入れ物があれば十分です。
あまり水深が深すぎないものであれば問題ありません。
また、霧吹きなどで適度な湿度を保つようにしましょう。
ニホンアマガエルのエサ
ニホンアマガエルは非常に小さい生き物なので、小型の昆虫が好みです。
そのため野生の昆虫などを捕獲する以外ではペットショップで販売されているコオロギのSSまたはSサイズを購入するのが好ましいです。
与える頻度と量は約1日1匹程度で十分です。
コオロギは一度に購入すると成長してアマガエルよりも大きくなってしまうことがあるので注意が必要です。
やや手間が掛かりますがコオロギなどのエサを繁殖させる方法もありです。
毒性がある?
また、ニホンアマガエルの皮膚の粘膜には体を細菌から守るために毒が分泌されています。
もしも、手で触った場合は必ず手を洗うようにしましょう。
その毒が目に入ると失明することがあるので注意が必要です。
まとめ
・ニホンアマガエルは樹上生活に適したツリーフロッグ
・寿命は5~10年と比較的長い
・飼育する際は自然の環境に近い状況で飼育することが好ましい
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
関連記事:両生類のペットでおすすめは?【初心者必見】飼いやすい4種類はこれ
記事が参考になったという方は
FBやTwitterでシェアしてみてはいかが?
コメント