ウシガエルと聞くと外来種で食用のカエルを思い描きがちですが、アフリカウシガエルはペットとして日本に輸入されているカエルですね。
食欲旺盛で大きくなることが人気の秘密かもしれませんね。
今回はアフリカウシガエルの飼育方法や値段、寿命について紹介していきます!
アフリカウシガエルの特徴
アフリカウシガエルはアフリカ大陸の国々に分布しており、体長20cmにもなる大型のカエルです。
体色は緑褐色や灰緑色をしていて色は地味ですが、大きいカエルなので非常に存在感があります!
食欲旺盛過ぎて昆虫だけでなく、小型の鳥や爬虫類、共食いまでしてしまいます…。
また自然環境ではオタマジャクシがいる水場が干上がらないように、水路を掘って引水することがあるというのも面白い生態ですね。
アフリカウシガエルの飼育と飼い方は?
アフリカウシガエルは何よりも食い気がすごいのが飼っていて楽しいポイントですね。
餌の与える量にもよりますがアフリカウシガエルが非常に大きくなります…。
これは大きいカエルを飼いたい人にとっては嬉しいですね!
飼育に必要なものについて見ていきましょう。
飼育に必要なもの
■飼育ケージ
飼育ケージは大きいものにしましょう。
アフリカウシガエルはベルツノガエルなどと比較すると非常に活発に動くカエルなので、大きめのものが良いです。
また、餌をとる際にケージ内で壁にぶつかることもあるのでケージは丈夫なものが良いでしょう。
割れないという意味ではプラケースが良いかもしれませんね。
中にはテラリウムで飼育している方もいるようです。
■床材
アフリカウシガエルに他のカエルと同様に土に潜るのが好きなので床材はしっかりと用いた方が良いでしょう。
主に黒土や赤玉土、ヤシガラなどを用います。
■パネルヒーター
名前にあるようにアフリカウシガエルはアフリカにいるカエルなので温度は25~30度くらいに調整するようにします。
外来種として定着してしまったウシガエルと違って寒さに弱いので冬場は温度管理は気を配るようにしましょう。
ヒーターはパネルヒーターなどを用います。
■ピンセット
餌を与えるときに用います。
■水入れ
アフリカウシガエルが水の中に入るのが好きなので全身つかれることのできる倒れにくい水入れを用意してあげましょう。
水入れの水は綺麗な状態を保つようにします。
時には水入れの中で糞をすることがあるのでこまめに変えるようにすると良いです。
餌について
餌は主にコオロギなどの昆虫を与えます。
アフリカウシガエルの大きさが大型になってきてからはサイズに合わせてピンクマウスなどを与えても良いでしょう。
動くものには飛びついて貪欲に食べてしまうので餌のやり過ぎには注意しましょう。
与えれば与えるだけ食べてしまうので餌の頻度は生体の場合は1ヶ月に1度でも問題はありません。
下記の動画はアフリカウシガエルの飼育環境についてとても参考になります。
アフリカウシガエルの寿命
アフリカウシガエルの寿命は驚くことに非常に長いです!
ペット飼育での平均だと10~15年ほど生きます。
飼育下では長いと30年も生きた個体がいると言われています。
そのため飼う場合はそれだけ長い付き合いになることを知った上で飼うようにしましょう…。
ほとんど一生の間飼う気心でいる必要がありそうですね。
アフリカウシガエルの販売値段
販売されている値段ですがあまり流通数が多くないことからか3~4cmのまだ小さな個体でも1匹で9000円ほどします。
大体相場は6000~10000円で個体によっては10万円代の個体もいるようです。
アフリカウシガエルにもとてつもなく大きくなる種類がいるので、自分が飼いたい理想とするアフリカウシガエルを飼うように気をつけましょう!
まとめ
・飼育していて楽しいポイントは旺盛な食欲と体の大きさ
・アフリカウシガエルの寿命は飼育下で最長30年という事例がある
・アフリカウシガエルの販売値段相場は約6000~10000円
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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