ウシガエルの特徴と生態は?日本では外来種だが天敵はいるの?

ウシガエルは、特定外来生物に指定されているカエルです。

これは外国から人の手で持ち込まれた、日本の自然界のバランスを破壊しかねない生き物に与えられるもので、実際彼らにより日本固有のカエルや昆虫が被害を受けています。

さらには世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれ、とにかく良くない評判には事欠かない生き物です。

そんなウシガエルですが、もともとは食用として輸入されたこと、食べると意外と美味しいことはご存知でしょうか。

今回はそんなウシガエルの特徴と生態、日本での天敵についてご紹介します。

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ウシガエルの特徴

ウシガエルは、無尾目アカガエル科アメリカアカガエル属の生き物です。

分類に『アメリカアカガエル』とある通り、もともとは北部及び中部アメリカ大陸の暖かい地域に生息するカエルでした。

体長は11cmから18cmと大型で、どっしりとした体つきをしています。

おなかは白っぽく、背中は雄が暗い緑色で、雌は褐色。さらに黒い斑点がついています。

頭は前後の長さより横幅の方が大きく、喉にある鳴嚢を膨らませて「ウォー、ウォー」と鳴きます。

この声が牛によく似ていることから、ウシガエルという和名がつけられました。

後ろ足にはよく発達した水かきがあり、泳ぎも達者です。かつては食用として養殖されていたのですが、その際食べられていたのは主にこの後ろ足の部分でした。

味はさっぱりとしていて、鶏肉に似た風味があります。唐揚げにしたりエスニック風の味付けにするのが定番とのことです。

ウシガエルの生態

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水辺の近くにある薄暗いところを好み、流れの穏やかな川、池、湿地などに生息します。

夜行性で、夜になると活発に動き回って食べ物を探し、あるいは数キロ先まで響く鳴き声を出して自分の存在をアピールします。

肉食性で、非常に食欲旺盛です。

その大きな口に入るサイズで動くものなら、昆虫はもちろん、小型の魚類、両生類、爬虫類、鳥類に哺乳類、同種のカエルまで捕食します。

5~9月頃に繁殖し、一度に数千から数万個もの卵を産みます。オタマジャクシのまま冬を越し、翌年の夏に大人の姿になります。

冬眠する時は、水底の柔らかい泥の中に潜り込みます。

水田がたくさんあった日本は、ウシガエルにとって非常に暮らしやすい環境であり、爆発的に個体数が増加しました。

ウシガエルは日本では外来種だが天敵はいるか

養殖用に持ち込まれるも、逃げ出した個体が繁殖し数を増やしていったウシガエル。

日本固有のカエルや昆虫の居場所を奪い続けるこの招かれざる客に、日本の自然界での天敵はいないのでしょうか。

本来カエルを捕食するヘビですら、ウシガエルの体の大きさの前に逆に食べられてしまうことがあります。

しかし、もっと体の大きい生き物なら話は別。サギなどの大型の鳥類からすれば、ウシガエルは食べ応えのある美味しい獲物です。

また狩りの名人であるカワセミや、頭のいいカラスも、ウシガエルを捕食することが知られています。

生態濃縮が進んでいる可能性があるため野生の個体を食べることはお勧めできませんが、冒頭で紹介した通り、ウシガエルの肉は結構美味しいです。

もし日本でウシガエルの肉を食べるブームが起きたら…私たち人間が彼らの最大の天敵、という未来もありうるかもしれませんね。

まとめ

・ウシガエルは牛に似た大きな声で鳴く大型のカエルで、北中米原産の特定外来生物

・ウシガエルは非常に貪欲で、口に入るサイズならヘビや同種のカエルでも食べてしまう

・ウシガエルにとってカラスやカワセミ、サギなどの鳥類が天敵で、人間が食べても意外と美味しい

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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