ハゴロモヅルの生態と性格は?野生で見られる生息地はどこ?

昔話「鶴の恩返し」で日本人に広く知れ渡る鳥に「鶴」がいます。世界の鶴14種(15種の説もあり)のうち、日本へ7種が渡ってくることもあり、鶴は日本人には馴染みのある鳥です。

皆さんはハゴロモヅルと呼ばれるツルをご存知でしょうか。淡い青みがかったグレーの羽毛を持つ美しい鳥です。日本で見るには動物園に行くしかなく、あまり馴染みがないのかもしれませんね。

今回は、ハゴロモヅル生態性格生息地について解説していきます。

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ハゴロモヅルの生態

ハゴロモヅルはツル目ツル科ツル属に分類される鳥類です。南アフリカの国鳥にもなっています。

日本に分布している鳥ではなく、アフリカ大陸の南の国々、スワジランド、ナミビアの一部、南アフリカ共和国(南アフリカ東部〜南アフリカ南部)、特に高原の乾燥した地域にいる鳥です。

 

冒頭でも書きましたが、ハゴロモヅルを日本で見ようと思ったら動物園に行くしかないですね。

動物が立ったときの足から頭頂の長さを体高といいますが、体高は成体で100cmから120cm、体重は3.6kgから6.2kgほどです。

翼の左端から右端までの長さである翼幅(よくふく)は、1.8mから2mにもなります。

 

厚生労働省の資料によると、平成26年での日本人成人男性20歳の平均身長が約172cmですから、ハゴロモヅルの翼幅がヒトを覆ってしまうほど長いということで意外に思うかもしれません。

ハゴロモヅルの体高、体重、翼幅は覚えましたでしょうか?それでは、そのへんの知識はこれくらいにして、全身の特徴を見ていきましょう。

 

全身の特徴ですが、頭部や頸部が羽毛で覆われていて、皮膚が出ているところはありません。

羽衣(うい)、鳥類の体を覆っている羽毛の総称ですが、羽衣の色は淡い青灰色をしており、英語名では「Blue Crane」とも呼ばれています。

また、鳥類の翼の後方に整列している一連の羽である、黒色の三列風切羽が伸びていて地面に届きます。

 

この三列風切羽の見た目が、天女の羽衣のように見えることが、名前のハゴロモヅルの由来となっています。

 

また、虹彩は褐色でくちばしはピンクがかった黄色をしています。

 

食べるものは、動物性の傾向が強い雑食で、昆虫や小動物(魚、カエル)、種子、草の根などです。

 

繁殖方法は卵生です。つまり卵を産むということですね。乾いた地表に、1日に2個程度直接あるいは石や草を敷いた巣に生みます。

メスとオスが交代で卵を見張り、約一ヶ月で孵化します。

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ハゴロモヅルの性格

エピソードとしては、動物園内の展示では、体格の大きなオスと向かい合うと避けますので少し臆病なところがあるのかもしれません。

また、同じところにいる他のハゴロモヅルと餌を奪い合ったりもするそうです。つぶらな目からはちょっと想像できませんよね。

野生のハゴロモヅルがいる生息地

高原の水場周辺にある乾燥した草原に生息し、日中に餌を探し、夜間は水場で休みます。

近年、生息地の開発によって、全体の数が減っておりIUCN(国際自然連合)レッドリストの絶滅危惧Ⅱ種(VU)に指定され保護されています。

絶滅危惧種Ⅱ種とは、絶滅の危険が増大している種です。

 

また、ワシントン条約によって保護されています。

見ることができるのは動物園の中だけというのは寂しいですから、これからも野生のハゴロモヅルが元気な姿で見られるように、気に留めておかないといけないのかもしれないですね。

まとめ

・ハゴロモヅルは動物性の傾向が強い雑食で体毛が青灰色のツル

・ハゴロモヅルはつぶらな目から想像できないが餌を奪い合ったりする

・ハゴロモヅルは高原の水場周辺にある乾燥した草原に生息する

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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