オウギバトの生態と性格は?野生で見られる生育地はどこ?

ハトは日本各地で見かけることが多いため、皆さんには馴染みの深い鳥ではないでしょうか。

また、古代から連絡をとるための手段、伝書鳩として盛んに使用されたことも聞いたことがあると思います。

 

日本にいるハトの仲間は、主に5種類です。5種の内訳は、カラスバト属、キジバト属、ベニバト属、キンバト属、アオバト属です。

今回は、オウギバトとよばれる、インドネシアやパプアニューギニアに分布する美しい鳩の生態、性格と生息地について解説していきます。

目次

オウギバトの生態

オウギバトはハト目ハト科カンムリバト属に分類される鳥類です。

 

日本に分布している鳥ではなく、インドネシアやパプアニューギニアにいる鳥です。

特にインドネシアのパプア州北部やビアク島、ヤーペン島、パプアニューギニアでは、ニューギニア島に分布しています。

 

ハトの中では最も大きく、全長が約60cmから70cmで、70cmを超えることもあります。

例えば日本に分布する、キジバトが約35cmですから、オウギバトがいかに大きいかわかってもらえると思います。

 

体重は約2.5kgほどで2Lのペットボトルと500mlのペットボトルをあわせた重さと言えば想像がつきますでしょうか。大きいだけあって体重もわりとあるなあと感じさせます。

 

全身の特徴としては、まず2点目を引くところがあります。

1つ目はレース状の大きい立派な冠(かんむり)があることです。とてもきれいで、見る人を魅了するでしょう。さすが、漢字で書くと「扇鳩」となるだけあります。

2つ目は全身の羽毛の色です。その色は、濃いめの青灰色をしており、これも美しい点です。

虹彩は赤色をしています。

 

食べるものは、主に植物で地面に落ちている果実や木の実を食べます。えさを見つける際は、地面を探します。

 

繁殖方法は卵生で樹上に植物(木の枝や葉など)を使って作った皿状の巣を作り1回の産卵で1個の卵を産みます。

オスとメスが協力して約30日ほど卵を温め、ひなは1ヶ月(4週間)ほどで巣立ちます。

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オウギバトの性格

エピソードとしてですが、地面に立って威嚇をする姿から存在を見せつけているようで、健気です。

しかし、ハトにエサをあげるとすぐに寄ってくるように、警戒心が弱めですから、もしかすると、オウギバトもそのような性格があてはまるのかもしれません。

 

また、ハトが歩きながら首を上下しているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。オウギバトも他のハトよりも大きく頭を振ります。自分を大きく見せているのかもしれませんね。

野生のオウギバトがいる生息地

標高が600mより低い森林に生息しています。

近年では、開発や鑑賞目的での乱獲により、全体数が減っています。

そのため準絶滅危惧種に指定されています。また、ワシントン条約(附属書Ⅱ)で輸出入に制限がかけられています。

まとめ

・オウギバトは羽毛と冠が美しい世界最大級のハト

・オウギバトは他のハトと同様に、頭を上下に大きく振る

・オウギバトは標高600m以下の森林に生息しており現在数が減少している

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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