ウミガメは名前の通り海に住む亀で、海中で生活しています。
普通の陸で見られるカメは肺呼吸だけどウミガメはどうなのか…。
今回はウミガメの呼吸、息継ぎの時間などについて深掘りをしていきます。
ウミガメの呼吸方法は:肺呼吸
ウミガメは当たり前ですが亀の仲間なので爬虫類に分類されます!
そのため、呼吸法も他の爬虫類と一緒で肺呼吸です。
両生類は幼生(子供)の頃にエラ呼吸をしますが、爬虫類は生まれた時から肺呼吸をします。
ウミガメ以外にもスッポンやヌマガメ類のような種類は水の中で生活をしています。
これらの種類は水中で皮膚呼吸で酸素を吸収しており、水の中で冬眠を行う際は全ての呼吸を皮膚呼吸で賄ってしまうそうです…。
このようなことができる理由は冬眠の間は代謝が著しく低下するため、皮膚呼吸十分とのこと!
また、カメの仲間は元々酸素消費量が少ないからこのようなことができると言われています。
息継ぎせずにどれくらいの時間潜っていられる?
船や陸地から海面を観察していると、息継ぎをするウミガメの姿をみることがたびたびあります。
肺呼吸なので必ず息継ぎをしなければいけないわけですが、どれくらい潜っていられるのかを掘り下げていきましょう。
ウミガメの潜水時間
ウミガメは昼間活発に活動しているときは長くて1時間ほど息を止められるそうです。
島などで海に面した場所を眺めているとウミガメが頭を出す姿がときたま見られます!
私自身は伊豆諸島で海沿いの岩場を歩いていたときに息継ぎしているウミガメを見たことがあります。
睡眠時の呼吸について
また、眠っていて活発に活動しないときは3時間近く潜り続けることができるそうです!
ただ息継ぎをしないと呼吸ができないのは間違いありません。
よく問題になっているのが漁船の網にウミガメが掛かってしまい、息継ぎができずに死んでしまうという事例です。
これらのことからウミガメが肺呼吸であることが改めてわかります。
また、ウミガメが小さいこどもの頃は代謝が大きいため頻繁に息継ぎをする必要があるそうです!
船に乗った際や離島で海岸沿いを歩いていると稀に息継ぎをするため、海面に上がってくるウミガメを見ることができます。
遭遇確率は低いですがそのような機会があるときには探してみると良いですね!
まとめ
・ウミガメは爬虫類の仲間なので肺呼吸をして酸素を取り入れている
・ウミガメの活動時の息継ぎの間隔は1時間に1回、睡眠中などは3時間に1回程度
・乗船時や離島の海岸沿いでときたまウミガメの息継ぎが見られることがある
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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