最近ではペットとしてタランチュラやサソリなどの奇虫を飼育して楽しむ方が増えてきていますね!
サソリの中でもダイオウサソリは性格が温厚な個体が多いことからサソリを初めて飼育する際にオススメの種類です。
今回はダイオウサソリの飼育や飼い方、販売されている値段について紹介していきます!
ダイオウサソリの飼育方法と飼い方は?
ダイオウサソリは体長200mmで世界最大のサソリというだけあって、かなり見栄えが良く、カッコいいですね!
刺されないことに越したことはないですが、毒性は弱く刺されても腫れたり、痒くなる程度とされています。
しかし、有毒性物なので取り扱いには十分注意が必要です。
飼育に必要なもの
■飼育ケージ
飼育用のケージはサソリの場合プラケースが一般的によく用いられています。
また、有毒生物なので脱走には十分注意が必要です。
しっかりとフタができるものを選ぶようにしましょう。
■パネルヒーター
ダイオウサソリはアフリカの高温多湿な場所に生息しているので温度管理が必要です。
熱が伝わりやすいプラケースなどで飼育する場合はパネルヒーターで十分事足ります。
適温は30℃前後でプラケースの底面積の半分にパネルヒーターを敷くようにしましょう。
温度が適温まで上がらない場合はアルミマットや断熱性のあるものを敷いてあげると良いです。
■床材
床材は主に保湿性のあるものを選択しましょう。
ヤシガラなどの素材を用いると良いですね。
また、タランチュラやサソリ用の保湿性が高い配合床材も販売されているのでそちらを使うのも良いです。
■水入れ
サソリも水分補給をするので水入れを用意します。
溺れてしまわないように浅い入れ物を使うようにしましょう。
■ピンセット
餌を与える際に用います。
■霧吹き
ダイオウサソリの最適な湿度は80%前後です。
乾燥に弱いのでこまめに霧吹きをしてあげます。
ただ、水の入れすぎは蒸れてしまうので通気性を高めるなどして防ぐようにしましょう。
そういった意味でもプラケースはサソリ飼育に適しています。
■穴を開けたタッパーと水苔
これは湿度を保つ際に非常に役に立ちます。
タッパーに穴を開けてその中に湿らせた水苔を入れて使います。
爬虫類を飼育している人はウェットシェルターとして利用している人がいますが、サソリの飼育の場合もケージ内の保湿のために利用できます。
ダイオウサソリの餌は?
ダイオウサソリの餌は主に虫を与えます。
成虫のダイオウサソリの場合、餌の頻度は週に1度程度で十分です!
十分というよりはそのくらいしか食事をしないです。
主にコオロギやジャイアントミルワームなどを与えると良いでしょう。
ダイオウサソリの販売値段はいくら?
ダイオウサソリはペットとして販売されていますが、値段は1000~6000円程度で購入することができます。
主に値段はサイズによって変わり、ベビーだとよく1000円程度で販売されています!
大きいものは5000~6000円で販売されている個体もいるので販売されているショップによっては多少値段が変わるようです。
大体ダイオウサソリの飼育を始めるには生体も含めて15000円もあれば必要なものは揃えることができます。
維持費は光熱費と餌代くらいですが、餌の頻度も少ないのでそれほど掛かりません。
総合的に見て飼いやすい種類なので入門種として非常に適していますね!
飼育時の注意点としては有毒生物なので脱走対策は入念に行うのと、自分自身が毒針に刺されないようにするということですね!
まとめ
・ダイオウサソリは性格も温厚で毒性も強くないため飼育には適している
・生体を含め飼育に必要なものを揃えるのに大体最低15000円あれば飼育を始めるのは可能
・飼育時は温度湿度の管理、脱走、毒針に刺されないように注意すること
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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