サソリは日本にいる?国内の種類と分布する生息地はどこ?

サソリというと海外にいる恐ろしい生物のイメージが強いですが日本国内にもサソリはいます!

私自身実際に野生のサソリを日本国内で観察したことがあります。

今回は日本のサソリの種類や生息地について紹介していきます!

目次

日本のどこにサソリは生息している?

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『日本にもサソリがいる!』
と言うと危険な生き物が身近にいるように聞こえますが、日本のサソリが生息しているのは石垣島や西表島といった離島に生息しています。

生息している地域が限られているためほとんどの人は遭遇することはありません。

また、自然分布で本州で見ることもないでしょう。

生息している場所も枯れ木の皮の下や家屋の壁などを住処としています。

サソリというとそこそこの大きさがあって『毒のある危険生物』というイメージがありますが、日本にいるサソリは3~6cm程度で非常に小さいです!笑

私も初めて見た時はあまりの小ささに驚きました。

日本のサソリの種類

日本に生息しているサソリは『ヤエヤマサソリ』と『マダラサソリ』の2種類です。

ヤエヤマサソリ

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ヤエヤマサソリは3cm程度の小さなサソリです。

沖縄の八重山諸島に分布しています。

枯れ木の皮の下などに棲んでおり、主にシロアリなどを食べています。

気になる毒ですが、『無毒』と思われるくらい毒性が弱いです!

何だかサソリというと毒があるイメージが強いので以外でしたね…。

見た目もものすごく小さいので人によっては可愛く見えるかもしれません!笑

マダラサソリ

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写真引用:matome.naver.jp

マダラサソリは6cm程度のサソリです。

このサソリは沖縄の八重山諸島、宮古諸島と小笠原諸島に分布しています。

マダラサソリは家屋の壁などに住んでいると言われています。

ヤエヤマサソリ同様に毒はそれほど強くないですが、身近なものを目安にするとミツバチ程度の毒のようです。

マダラサソリは世界の熱帯地域に広く分布している種類で人為的に分布を広げたと考えられています!

実際に資材などの積み荷にこのマダラサソリが混じって後から見つかってパニックになることもあるそうです!

番外編:サソリモドキ

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(アマミサソリモドキ)

日本に『サソリだ!』と勘違いされる生き物に『サソリモドキ』という生き物がいます!

日本には伊豆諸島の八丈島や九州南部から沖縄にかけてアマミサソリモドキと八重山諸島にタイワンサソリモドキがいます。

仮に八重山諸島でサソリを探すとしたら『タイワンサソリモドキ』の方が遭遇率は高いです!

サソリモドキの特徴は毒針ではなく酢酸・カプリル酸の混合物を噴射するところです。

この臭いがお酢のような臭いがするのですがかなり強烈です…。

この物質が皮膚に触れたりすると炎症を起こしたりするので万が一離島で生き物などを探したときに遭遇した場合は注意が必要ですね。

今まで紹介してきたように日本のサソリは離島にいる上に危険性もほぼないので安心ですね!

ただ、日本のサソリを見てみたくて探す場合はサソリモドキの酢酸には気をつけるようにしましょう。

まとめ

・日本にも八重山諸島などの離島に2種類のサソリが生息している

・日本のサソリは『マダラサソリ』『ヤエヤマサソリ』の2種類が分布

・サソリに似た生物で『サソリモドキ』といって酢酸を出すものがいる

最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!

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