セミの抜け殻というと子供は服につけたりと遊び道具として使われていますよね。
また、タレントの中川翔子が髪の毛に大量のセミの抜け殻をつけて写真を撮ったりして話題になっているイメージが強いです…笑
ただ、そんな遊び道具のように扱われているセミの抜け殻には別の利用法があって中国では漢方薬として使われていたそうです!
今回はセミの抜け殻について深掘りしていきましょう!
セミの抜け殻は漢方薬として使える?
漢方薬というと中国ですが、このセミの抜け殻を使った『蝉退(ゼンタイ)』という漢方薬に関しては日本でも作られていました。
日本ではアブラゼミやクマゼミの抜け殻、中国では主にセミ科のズジアカクマゼミの抜け殻を漢方薬として利用していたそうです。
またそのスジアカクマゼミは外来種として石川県の金沢市に生息していると言われています!
その効能ですが風による熱を下げる、のどの腫れや痛みを抑える、蕁麻疹などの皮膚のかゆみを止めるなどと様々な効果があるそうです。
抜け殻はキチン質といって動物性の食物繊維で免疫強化などがあるとも言われています。
実は今でも馴染みのある薬で『消風散』という湿疹やアトピー、蕁麻疹などの薬にセミの抜け殻は配合されているそうです!
セミの抜け殻の用途を知らないだけで昔の知恵は生かされ続けているのと、それほど特殊な薬ではないようですね。
セミの抜け殻は料理にも使われる?
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セミの抜け殻は中国では唐揚げにして食べたりするそうです。
また、沖縄では昔セミを食べる文化があったようで抜け殻も唐揚げや佃煮して食べられていたと言われています!
味付けをしないとほとんど無味だそうです…。簡単に想像することができますね。笑
ただ、昔とは言っていますが今でも一部では昆虫食が注目されていてセミの成虫や幼虫も食べている人は多くいるそうです…。
実際にそのセミを食べる会については私自身も参加したことがあります!
抜け殻自体を食べることはありませんでしたが、食べても全く問題はないです。
反対に漢方薬として使われていたことや様々な良い効果があることを考慮するとセミを食べるのは体にも良いのだと思います。
興味がある人はそのようなセミを食べるイベントに参加してみると良いかもしれませんね!
まとめ
・セミの抜け殻は中国と日本で古くから漢方薬として用いられていた
・現在もアトピーや蕁麻疹の薬『消風散』にセミの抜け殻は配合されている
・セミの抜け殻は唐揚げや佃煮にされて食べられていた
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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