タランチュラと言えば『恐怖の毒グモ!』というイメージがありますよね…。
しかし、意外とどこに毒があるかなどは知らない方は多いです。
今回はタランチュラの毒性について紹介していきたいと思います。
タランチュラとは?
タランチュラというのは実はある特定のクモを指す名前ではなく、元々はヨーロッパの伝説に登場する毒グモの名前です!
その伝説のクモはその地域に棲んでいるコモリグモの1種のタランチュラコモリグモに由来すると言われています。
タランチュラの伝説を知るヨーロッパの人が大陸に渡ってから恐ろしい姿の大きなクモを見るとタランチュラと呼んだことでアシダカグモ類やオオツチグモ科のクモを『タランチュラ』と総称するようになったそうです。
よくテレビなどで出るタランチュラはオオツチグモの仲間になります!
脚が太くて毛が生えているのが特徴ですね。
タランチュラの毒はどこにある?
ここで言うタランチュラはオオツチグモのことを指しますがタランチュラは太くて大きな牙があり、この牙に豊富な毒が含まれています。
また、種類にもよりますがタランチュラの中には腹部に刺激毛と呼ばれる毛を持っており、身の危険を感じると脚でその毛を飛ばしてきます!
タランチュラの毒性は強い?
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タランチュラはサスペンス映画やテレビの取り扱われ方的にものすごい猛毒を持っているイメージが強いですが、実はタランチュラの毒による死亡例は世界でも知られていません。
そのためタランチュラの毒の血清なども存在しないようです。
しかし、タランチュラの牙に毒があることは間違いありません。
毒はタランチュラトキシンという壊血性の毒ですが、人間にはその毒は作用しないことからあまり効かないそうです。
牙が鋭く大きいため噛まれると激痛が走ります…。
それに食べているものも動物や昆虫なので噛まれて感染症になる恐れもなくはないです。
毒牙も恐ろしいですが、もう一つ怖いのは刺激毛ですね。
刺激毛は皮膚に刺さると激しい痒みに襲われます。
目に入ると最悪の場合は失明してしまう可能性もあります。
ペットとして愛好している人も増えていますが、いずれにせよ危険な要素を持ち合わせているクモだということは間違いありません。
日本にいる場合は奇虫などを扱っているペットショップに行かなければ見る機会もないので安心ですが、飼育する際には注意が必要そうですね!
まとめ
・タランチュラの毒は太くて鋭い牙にあり、腹部には刺激毛という危険な毛も生えている
・タランチュラの毒はタランチュラトキシンという壊血性の毒であるが人間には作用しない
・刺激毛は皮膚に刺さると痒みが生じ、目に入ると最悪失明する可能性もある
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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