ムカデの毒の成分は?刺されたときの症状と治療法は?

梅雨から夏にかけてムカデに遭遇する機会が増えてきます。

『自宅にムカデが出た!』なんて方も中にはいると思います。

ムカデが出た際に一番怖いのは刺されてしまうことです!

ムカデの牙にはがあるので非常に危険です…。

今回はムカデ成分刺された時の症状治療法について解説していきます!

目次

ムカデに刺された時の症状は?

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ムカデは大小問わず全てのムカデは顎肢という牙に毒腺を持っていて、この毒を使って昆虫などの小動物を捕食します。

これが昆虫だけなどならいいのですが、ムカデは家屋に入って人にも噛み付いてしまいます…。

特にオオムカデの仲間のトビズムカデやアオズムカデなんかは身体も大きく、人も噛まれてしまうとかなり痛みます!

私自身かなり大きなトビズムカデで指を噛まれてしまったことがありますがかなり痛みました…。

ムカデに刺されてしまうと焼けるように痛み、患部が大きく腫れます。

それにに刺された際に一番怖いのはアナフィラキシーショックです!

アナフィラキシーショックの症状は人によって様々で皮膚症状が主ですが、気管収縮による呼吸困難なども体質にもよっては発症する可能性があるので危険です。

ただ、安心して欲しいのはムカデに噛まれて死亡した例は報告されていません。

噛まれてしまった場合は速やかに医療機関に診察を受けた方が良いでしょう。

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ムカデの毒の成分と対処法は?

噛まれたりすると焦ってしまいがちですが、毒にはその毒の性質に合わせた正しい処置をする必要があります。

他にもハチやヘビなど毒を持つ生物がいますが、それぞれの持つ毒は成分も違えば性質も違うので対処法が変わってきます。

ムカデの毒の成分はタンパク質性の酵素です。

タンパク質というのは熱を加えると熱変性を起こします。

ムカデの酵素毒の場合43℃以上の熱で変性を起こして失活するので噛まれた場所を43℃~46℃くらいのお湯をかけることで毒の効果がなくなり症状を抑えることができます。

ただし、ムカデの酵素毒が一番活性化される温度は40℃くらいなので、少し温度が低いと反対に痛みがましてしまうので注意しましょう。

もちろん熱すぎもやけどしてしまうので気をつけて下さいね!

また、ハチに刺されたり、ヘビに噛まれたときに毒を口で吸い出すという方法がありますが、ムカデの毒の場合はかえって口の中が炎症を起こす可能性があるので絶対にやってはいけません!

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ムカデに刺されたときに行く病院と治療法は?

主に病院に掛かる場合は皮膚科に受診することになります。

治療は重症でなければ基本的には患部の消毒、抗生物質とステロイドの塗り薬などを用いるだけで済みます。

ただ、ムカデに刺されてから吐き気や息苦しさなどの症状があった場合はアナフィラキシーショックの可能性もあるので救急車を呼ぶようにしましょう!

また、救急車を使わないで平気な場合は医療機関に行く前に電話して状況を伝えると対処について教えてもらえます。

私が噛まれた時は激しい痛みだけで患部もそれほど腫れなかったので電話で確認をして病院には行かずに応急処置で済みました。

体質によって症状はだいぶ違うようです。

万が一ということもあるので念のため医療機関には行くようにした方が良いでしょう。

まとめ

・ムカデに刺されると激しい痛み、患部の腫れなどの症状が出る

・ムカデの毒の成分はタンパク質性の酵素のため患部にお湯をかけることで症状を抑えることができる

・アナフィラキシーショックを引き起こす可能性があるため刺された場合医療機関に行く方がよい

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

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