カブトムシと言えば子供の憧れでもあり、『昆虫の王様』なんて風にも呼ばれていますね!
また、国産のカブトムシは自分で採集しにいけることも魅力の一つです。
今回はカブトムシの飼い方、土、ケースなど成虫を飼育する上で必要なことについて紹介していきます。
カブトムシの特徴
カブトムシは本州から沖縄本島まで分布している昆虫で現在は北海道にも人為的に定着しています。
オスの頭には大きな角があって胸の部分にも小さな角がある見た目が特徴的ですね!
大きさはオスが角を除くと30~54mm、メスが30-52mmとかなり大型の昆虫です。
また、性格自体は温和ですが狭い飼育ケースだとオス同士の喧嘩が始まり最悪の場合死んでしまうことがあるので注意です。
カブトムシの飼育や飼い方は?
カブトムシの飼育をする際には
『成虫の鑑賞』『繁殖して殖やす』のどちらかが目的になると思います。
大前提としてカブトムシのオスは短命です。
『成虫の鑑賞』として楽しむ場合は1-3ヶ月程度で飼育が終わってしまいます。
特に活発に活動させてしまうと長生きしづらいので鑑賞目的で飼育する場合は1ケースに単独飼育することをオススメします!
今回は鑑賞目的の飼育について紹介していきます。
関連記事:カブトムシの幼虫の育て方や飼育方法は?土から出てくる理由はなに?
飼育するために必要なもの
■飼育ケース
ホームセンターなどでも良く販売されているプラスチックケースなどで十分飼育可能です。
■マット
マットは主に成虫にとっての寝床になります。
繁殖を行わない場合は特にこだわらず市販のものでも良いですが、小バエやダニがわかないように針葉樹のマットを使うこともできます。
マットの厚さは2-3cm程度でOKです。
■転倒防止用の枝・木片
マットだけだとケース内で転倒してしまった際に起き上がることが難しいです。
また転倒して起き上がるために活発に動いたりするのもかなり体力を消耗するので必ず転倒防止用の木片は入れた方が良いです。
手頃な大きさの枝や木片、流木などを入れてあげると良いです。
■餌
餌は昆虫ゼリーを与えるようにしましょう。
スイカなど果物を与えるイメージもありますが、水分が多いので長生きさせたい場合には餌としては適していません。
土(マット)やケースについて
基本的に単独飼育が理想的ですが、複数を一つのケースで飼いたいというかたも中にはいると思うので目安を紹介していきます。
単独飼育の場合は一番小さいプラケースで横幅が20cm以下(0.5L)のものでも飼育することは可能です。
しかし、2匹以上になる場合はかなり広めにスペースをとった方がよく、横幅30cm以上(7.5L)で大きめのものを使用した方が良いです。
大きければ大きいほどそれなりにマットなども使う量が増えるので多少お金は掛かります。
また、マットについては成虫の飼育であればそれほど神経質になる必要はありません。
針葉樹のマットを使えば虫が湧くことも防げるので飼育している期間マットを交換しなくても問題はありません。
ただ、カブトムシはかなりの量の糞や尿をするので汚れが気になる場合は変えると良いでしょう!
まとめ
・カブトムシは長生きしないので鑑賞目的の場合は単独飼育がオススメ
・ケースはプラケースで十分だが複数飼育をする場合は大きめのケースを選ぶと良い
・鑑賞目的での飼育の場合マットは針葉樹マットを利用するとダニや小バエなどの虫が発生しづらい
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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