小さいカメムシが密集しているところを見たことがある人は多いと思います。
なんの虫かわからず退治しようとしたらクサイ臭いがしたなんてこともありますね…。
この小さなカメムシはマルカメムシと言って都市部でも多く、困っている人も非常に多いです…。
今回はマルカメムシの駆除や対策方法について解説していきます。
マルカメムシの特徴
マルカメムシは体長は5mm程度と小さく、体色は暗褐色をしています。
クズなどのどこにでも生えているようなマメ科植物に付くカメムシなので比較的よく見かけます。
特にクズは都市部や空き地でもよく生えているのでマルカメムシにとっては過ごしやすいようですね。
マルカメムシは春先に卵を産んで7月頃には成虫まで育ちます。
10月くらいからは越冬場所を探して家屋などに集団で飛んできます…。
ベランダなんかにはよく飛んできて集団で密集しているところが見られますね。
マルカメムシは害があって人を刺す?
マルカメムシは害のある害虫の中でも農作物に影響を与える種類ではないため主に不快害虫という扱いになります。
また、『人を刺す』という話が出てきますが、基本的にカメムシは『サシガメ』という捕食性のカメムシしか刺しません。
ただ『極々まれ』に普通のカメムシも人を刺すことがあるので、マルカメムシが人を刺す可能性は全くゼロではないと思います…。
普通のカメムシに人が刺された場合かなり痛むため、腕や身体に止まったときはすぐに振り払った方が良いでしょう。
関連記事:カメムシは人を噛む?噛まれた痕と痛みがひどいけど毒性はあるの?
マルカメムシの駆除と対策方法
マルカメムシの駆除と対策方法ですが、完全に駆除したり寄せないようにすることはほぼ不可能です。
駆除や対策は来てしまったときの対処法や寄せにくくする方法になります。
そのため基本的に一時的に対策を行っても、またカメムシが飛んで来てしまったというようなこともあります…。
ただ、マルカメムシについては具体的にクズやハギなどのマメ科植物に付くことがわかっているので家の周辺にクズなどが生えている場合はそれを刈り取ってしまえば多少は状況が改善されます。
私も家の裏にクズが伸びてしまっていましたが、冬の乾燥している時期に刈り取ることでマルカメムシを見る機会は以前よりも減りました。
個人的には殺虫剤などを使うのは気が引けるのと一時的にしか効果がないので、発生原因となる植物や雑草を処理することをオススメしています。
一時的にすごく出現してしまうような場合は忌避剤などを使って見るのも一つの手です!
近所との兼ね合いでできる人は少ないと思いますが、煙を炊くのもかなり効果があります。
まとめ
・マルカメムシは比較的どこでも見られる植物に付くため都市部にも多い
・マルカメムシの駆除・対策方法は発生原因であるクズなどのマメ科植物を刈り取ること
・基本的に普通のカメムシは人を刺さないが稀に刺すことがある
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
関連記事:カメムシの臭いの原因成分は油?臭すぎて自滅するって本当?
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コメント
コメント一覧 (1件)
とても勉強になりました!
私の家も最近洗濯物にカメムシがついていて困ってました。
しかし、隣は山なので木を切ることはできないと思います。
もう手立てはないのでしょうか?