ミヤマクワガタはオオクワガタやノコギリクワガタと比べると、知名度はそれほど高くないのかもしれません。
しかし、ミヤマクワガタはかなりかっこいいフォルムをしており、昆虫マニアの間では根強い人気があります。
私自身、野性のミヤマクワガタを捕まえたい!と小学校の頃は思っていました。
今回はミヤマクワガタの飼育方法と、販売価格などについて深堀していきます。
ミヤマクワガタの生態
ミヤマクワガタは北海道から九州まで分布しており、地域によって出現時期は前後しますが、6月~8月に発生します。
頭部に特徴的な突起があり、小型個体はそこまで目立ちませんが、大型個体では発達しています。
この突起は顎を閉じたり、広げたりするのに役立っているそうです。
気温が低くい環境を好むため、標高の高い山間部によく見られ、温暖な環境を好むノコギリクワガタとは対照的です。
クワガタの幼虫は朽木の中で生活して成虫になる準備を行っていますが、ミヤマクワガタの幼虫は朽木の中でも腐植が進んだところに生息しているそうです。
ミヤマクワガタの飼育方法
■飼育ケース
活動することのできる環境が大きすぎてもミ、ヤマクワガタが飼育ケース内で飛んでしまい、体力を消耗してしまいます。そのため、適度な大きさの飼育ケースを準備しましょう。
■腐葉土and朽木マット
カブトムシと違いクワガタは朽木と腐葉土が混ざっている環境を好みます。腐葉土と朽木マットを混ぜ合わせて土をつくり、飼育ケースの3分の2くらいまで入れるといいです。
■昆虫ゼリー
昆虫ゼリーはなんでもいいのですが、100均などで売っている安い昆虫ゼリーを使うとミヤマクワガタの寿命が縮む恐れがあるので、タンパク質などが入っている少し良いゼリーがお勧めです。
ミヤマクワガタの販売値段
[ad#co-1]大きさと採集地域で価格が大きく変動するため何とも言えないのですが、小さいものだと500円~1000円程です。
ミヤマクワガタは70mmお越えてくると値段が急激に上がります。77㎜のミヤマクワガタは約3万円でした!
また、奄美など島固有のミヤマクワガタは小さくても高価な場合が多いようです。
ミヤマクワガタの寿命
ミヤマクワガタは他のクワガタと比較すると短命だと言われています。
コクワガタやオオクワガタは成虫で越冬するので、成虫の寿命は1年以上の生きる個体が多いです。
しかし、ミヤマクワガタとノコギリクワガタは越冬を行わないので、基本的には3ヵ月~半年で死んでしまいます。
まとめ
・ミヤマクワガタはクワガタの中でも腐食が進んだ腐葉土と朽木の中間くらいの環境を好む
・ミヤマクワガタ値段は大きさや地域によって大きく異なるが平均5000円~7000円?くらい
・飼育環境にもよるが成虫の寿命は3か月~半年
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最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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