たまに外を歩いているともの『すごくでかい蚊』のような生き物を目にしますね。
かなり大きいので初めて見た人はびっくりすると思います…。
名前はガガンボという名前で蚊とはまた違った生き物です。
今回はガガンボの生態について掘り下げていきます。
ガガンボの生態
見た目が蚊を大きくした姿をしていることもあり、名前も漢字で書くと『大蚊』と書きます。
由来も『蚊の母』からガガンボというようになったと言われています!
かなり種類がいるので日本全国で観察することができます。
地域のよって呼ばれ方が違って、カトンボ、アシナガトンボなどトンボの仲間のようにも見られています。
虫の中でもかなり貧弱な虫で脚も細く、飛ぶのもそれほど上手くないのでなぜ生き残ってこれたのか少し不思議な虫ですね…。
ただ、飛び方がいびつで気持ちが悪いので人は無闇に近づかないので危険回避にはなっているのかもしれません。
また、光に引き寄せられる性質が強いことから夜中の明るい場所によく集っています。
灯火採集なんかを行っているとよく目にしますね!
成虫は基本的には害のない生き物ですが、キリウジガガンボの幼虫はイネの根っこを食べてしまうことから害虫扱いされています。
ガガンボは人を刺すの?
蚊に似ている身体をしているので蚊の仲間に見えますね。
分類上は近しい種類ですがカとガガンボでは生物としても大きく違います。
蚊は吸血しますが、ガガンボは主に花の蜜などをエサ・食べ物としているので人を刺したりすることはありません。
基本的に成虫はヒトに害を与えることはありません。
しかし、人によっては『ガガンボに刺された』というようなことを言う方がいますが、恐らく別の人を刺す昆虫と勘違いしている可能性があります。
飛び方や姿もよく見ると違いますが、アメバチやジカバチの仲間などはぱっと見た感じではガガンボに見えなくもないです。
カメムシも植物食で刺さないはずなのに人を間違って刺すことがあるので可能性はゼロとは言い切れないのが実情ですね。
まとめ
・見た目から大きい蚊に見えることで『蚊の母』が由来でガガンボとなったと言われている
・ガガンボは花の蜜をエサとしていることから一般的にはヒトを刺すことはない
・刺された事例などはあるが他の刺す昆虫との誤認の可能性が高い
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