危険な毛虫の代表格となるイラガの幼虫は7月から長くて10月頃まで見られます。
一番多いのは7月から8月までの間で、ウメやバラ、カキ、サクラなど人の生活圏内によくある木に付いています。
そのため、知らず知らずのうちに刺されて痛い目に遭うことがたびたびあります…
今回はそんなイラガの幼虫に刺されてしまった時の対処法や治療、薬について深掘りしていきます!
イラガに刺された時の対処法は?
イラガの幼虫が持つ毒棘に触れてしまった場合、その瞬間に電気が走ったような激痛がします。
1~2時間立つと痛みは消えますがしばらくして発赤が生じ腫れてきて、痒みが出てくるのが一般的です。
イラガの毒棘からは毒液が分泌されており、それが痛みや痒みの原因となります。
しかし、その毒液の毒性は解明されていませんが、ヒスタミンや酵素が主な成分だと言われています。
万が一刺されてしまった場合に行うべき対処は毒液と棘を洗い流すことです。
刺されてからすぐに水で患部を洗い、棘が残っている場合はテープなどで取り除きます。
そうすることで多少症状の悪化を防ぐことができます。
イラガに刺されてからの治療と薬は?
刺されてから痛みがひいて発赤が出始めますが、これが非常に痒くなる場合があります。
人によって程度は違いますが、抗ヒスタミン剤やアロエの葉の汁が効果的だと言われています。
基本的には病院に罹るほどの重症にはならないですが、心配な場合や症状がひどい場合は皮膚科に一度連絡してから診てもらうと良いでしょう。
刺されてからやってはいけないのは患部をかきむしってしまうことです。
掻いてしまうと余計に痒くなったり、悪化してしまう可能性が高いので注意しましょう。
また、痛みが収まらない場合は患部を冷やすと良いです。
イラガの棘は思っている以上に痛いので、まずは刺されないように夏場はウメやカキ、サクラなどの木の近くを通るときに少し意識をすると良いですね!
まとめ
・イラガの毒棘に刺されると激しい痛みを伴いやがて痒みが出てくる
・刺された直後の対処としては水で患部を洗って毒液と棘を落とす必要がある
・発赤の痒みを抑える対策は抗ヒスタミン剤やアロエの葉汁が効果的
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