普段見かけることが少ないヘビで日本にはジムグリという種類がいます。
赤い色をしているので見た時はあまりに特徴的なので驚くかもしれません!
今回はそんな赤いヘビ『ジムグリ』の特徴・生態について深掘りしていきたいと思います。
ジムグリの特徴は?
ジムグリは成体だと全長70-100cmほどになります。
体の色は全体的に赤みがかかった茶褐色に黒い斑点が入るのが特徴です。
幼蛇(子供)の頃は斑点が明瞭で黒い横縞が入ります。
近くで見ると明らかにアオダイショウやシマヘビとは違うヘビだということがわかります。
また、お腹のウロコは市松模様のようになっており、それが由来して『元禄蛇』とも呼ばれます。
個人的には市松模様ではなくてタイル状と言った方が適切な気がします。
しかし、腹部のウロコは非常に綺麗な模様なので捕まえた際にはぜひお腹のウロコを観察して欲しいですね!
私は見たこと無いですが、寒い地域だとアカジムグリと呼ばれるような赤みが強くて黒い斑がない個体もいるようです。
ジムグリは頭がシュッとしていて頭と胴体の境目がわからないよな印象を受けます。
頭にはアルファベットの『V』字模様があるので見つけた際は必ずチェックして欲しいです。
個人的には日本本土で見られるヘビで一番可愛らしい顔をしているヘビだと思っています!
ジムグリの生態は?希少価値が高いヘビ?
ジムグリは主に平地から低山地帯の森林に生息します。
名前が『地潜(ジムグリ)』と書くように林床を好んで地中や石の下に潜り込んでいます。
気温も24度前後と低温を好むため活動する時間帯も早朝や夕方が多いです。
希少価値が高いヘビと言われていますが、これらの理由で人が遭遇する機会も少ないのだと考えられます!
また、夏の行楽シーズンの時期は暑いため活動が活発でないそうです。
私がジムグリを観察したことがある時期も6月とまだ暑くなる前で、場所も川沿いの涼しいところでした。
そのときは珍しくたまたま地面を這っているところで即座に捕まえました。
他のヘビと同様で危険を感じるとおしりから青臭い液を出すので持ち方には気をつける必要があります。
また、ジムグリは主に動物食でネズミやモグラなどの哺乳類を食べます!
地中にいるものを好んで捕食するため表に出てくることは珍しいみたいですね。
ただ、見つけづらいだけで個体数は少ない無いと考えられています!
見かけたときはしっかりと観察しておきたいヘビの一種ですね。
まとめ
・ジムグリは体全体が赤く黒い斑点がある特徴的なヘビである
・主に土の中に生息する小型哺乳類を捕食するため地中に潜っている
・地中生活が中心なので見つけることが難しいため希少だと言われている
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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