『カエルが鳴くと雨』というのは小さい頃によく聞く言葉ですよね。
確かに梅雨時や雨が降っていると田んぼにいるカエルが一斉に鳴いたりします!
実は合唱のように一斉に鳴くのは理由があります。
今回は雨が降っているときにカエルが鳴く理由について紹介していきます。
カエルがなく意味は?
主に一斉に集まって泣いているカエルはニホンアマガエルです。
『クワックワックワッ』という可愛らしい鳴き声が特徴ですね!
あまりにも数が多くなってしまうとうるさいかもしれませんが…笑
多くのオスのカエルののどには『鳴嚢(めいのう)』という鳴き袋があり、そこを大きくふくらませることで鳴くことができます。
メスにはのどに鳴き袋がないので鳴くことはできません。
基本的にはカエルが鳴くのは求愛のためです!
しかし、不思議なのは雨の時や梅雨の時期になることがありますよね。
実はそれにも理由があるんです。
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梅雨時や雨の日にカエルが一斉に鳴く理由
雨が降ることでカエルが鳴くのはカエルが皮膚から水分を補給するからです!
晴れてが続いて乾燥していると身体が萎れて元気がなくなってしまいます。
雨が降って湿度が上がることで水分補給ができます。
さらにカエルは皮膚呼吸をおこなっており、雨が降ると空気中の酸素だけでなく水に溶けている酸素を取り込むことで呼吸もしやすくなります。
これらの理由から雨が降ると呼吸もしやすく、活発に活動できるためわけです!
そのため、梅雨時や雨の日は求愛も活発になって一斉に鳴き始めます。
また、『カエルが鳴くのは雨』と言われているのは恐らく気圧が下がって湿度が高くなることで鳴き始めるのではないかと思います。
昔カエルが鳴き始めてから30時間以内に雨が降りだした割合は50~70%を記録したデータも残っているほどです…
カエルの鳴き声が天気予報の役割を果たしていたということですね!
また、一斉に鳴き始めて一斉に鳴きやむことがありますが、その理由はメスがオスの元へやってきたからになります。
また、一組ペアができるとオスが鳴くのを辞めてメスを取りに掛かったりするも理由の一つですね。
あまり多いとうるさいですが、季節を感じられるものなので個人的には好きな音ですね!
まとめ
・カエルが鳴くのは求愛のためで鳴くのはオスだけ
・雨の日にカエルが一斉に鳴くのは皮膚呼吸がしやすくなり活動が活発になるから!
・『カエルが鳴くと雨』は気圧が下がって湿度が上がるからだと考えられる
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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