最近は犬猫以外にもペットとして変わった生き物の飼育が人気となってきてきましたね。
その中でもエキゾチックアニマルとして人気が高く、昔から飼育を楽しむ人がいるのが『タランチュラ』です。
タランチュラと聞くと危険クモというイメージが非常に強いですね…。
今回はそんなタランチュラをペットとして飼育することについて深掘りしていきます。
タランチュラの特徴
タランチュラとは元々はヨーロッパの伝説に登場する毒グモの名前です。
毒グモのモデルになったクモはコモリグモの1種タランチュラコモリグモという種類だと言われています。
しかし、このクモにはそれほど恐ろしい毒は持っていません。
このヨーロッパのタランチュラの伝説を知るヨーロッパ人が新大陸に渡ってから、恐ろしい姿のクモをタランチュラと呼んだことから、アシダカグモ類やオオツチグモ類も『タランチュラ』と呼ぶようになったそうです!笑
結構『タランチュラ』という名前は雑なくくりということになりますね。
そのため、今ではペットとして主流の『オオツチグモ科』のクモが主にタランチュラと呼ばれています。
関連記事:タランチュラの毒の成分と毒性の強さは?お腹の毛は刺さると危険?
タランチュラの飼育方法は?
タランチュラというのは先程挙げたクモ達の総称なので様々な種類が存在します。
中には危険を感じると毒性のあるお腹の毛を飛ばしたり、威嚇する種類がいるので初めて飼育する場合は入門種である『チリアンコモン』や『メキシカンレッドバニー』などがオススメです。
チリアンコモンはあまり動かないので動く姿を楽しみたい場合は少し退屈かもしれませんが、ケース内の掃除をする際には安心して行えると思います。
毒があるのはちょっと…というような方は日本でも見られるアシダカグモがオススメです。
関連記事:アシダカグモの飼育や飼い方は?餌と販売値段はどれくらい?
飼育に必要なもの
■飼育ケース
飼育ケースは爬虫類飼育で使うガラスケースやプラスチックケースでも十分です。
また、他には通気穴をあけたタッパーなども利用できます。
タランチュラは側面を歩くこともできるので必ず脱走できないようにフタができるものを利用しましょう。
■床材
床材は腐葉土やヤシガラ、パームなど色々なものが使えるのでそのタランチュラの生息する環境に合わせたものを利用すると良いでしょう。
また、園芸用の土で有機成分が入っているものについてはタランチュラにとって良くない物質が含まれる可能性があるので使わない方が良いです。
■ヒーター
タランチュラの多くは大体25~28℃くらいの環境に生息しているので冬場などは温度管理をする必要があります。
実際に使うものはパネルヒーターで十分だと思います。
また、クモが適温の場所に移動できるように一部を温めるくらいのサイズのものが良いでしょう。
■水入れ
水分補給用の入れ物を用意しましょう。
タランチュラが溺れないように浅い水入れを使うと良いです。
タランチュラの餌は?
タランチュラの餌は主に虫を扱うことになります。
ペットショップで販売されているコオロギやレッドローチ、デュビア、ミルワームなどが代表的ですね!
中にはピンクマウスをピンセットで与えている方もいるようなので飼っているタランチュラがしっかりと食べるものを選んであげると良いでしょう。
また、餌を与えてからは食べ残したりしていないかしっかりと確認し、あまり食べないようであれば取り除いて別ものを試してみると良いです。
タランチュラの販売値段はいくら?
種類や模様の綺麗さなどによって大きく値段は違いますが、初心者にオススメな『チリアンコモン』の場合は安いものだと1000円から3000円で販売されています。
また、もう一つのオススメであるメキシカンレッドバニーは5000円から10000円程度です。
どんな生き物もを考える際は安いものではなく『自分が大事に飼いたい!』と思える子を購入するのが良いでしょう!
まとめ
・タランチュラは大きくて恐ろしいクモの総称として使われ、現在は主にオオツチグモ科の仲間を呼ぶ際に使われている
・飼育時の注意点は絶対に脱走させないようにすること
・タランチュラは安いものだと1000円代から購入することができる
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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