ニホンザルはペットとして飼育できる?餌と販売値段はどれくらい?

ニホンザルといえば頭が良くて、毛づくろいしている姿が可愛らしい猿ですね。

中には温泉に入る猿もいて見ていて癒やされます…。

猿が好きな人は一度は飼ってみたいと考えると思います。

今回はニホンザルペットとして飼育できるのかについて深掘りしていきます。

目次

ニホンザルはペットとして飼育することはできる?

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ニホンザルは飼育することができないわけではないです。

しかし、飼育には許可が必要であり、当たり前ですが合法的に入手された個体に限ります。

また入手は難しいですが、飼育するのに適しているのはオスの猿です。

猿回しなど芸を覚えさせたりする猿のほとんどはオスみたいですね。

その理由はメスよりも比較的人に懐きやすいからだと言われています。

とは言えリスザルなどと比べると野性味があり、飼育時は大変で噛み付くこともあれば引っかかれることもあるでしょう…。

特にニホンザルは上下関係にシビアな種類なので家族として迎え入れて、従わせるという意識が必要だと考えられます。

飼育環境・時間・飼い続けるための資金がないと飼育は難しいでしょう。

飼育に必要なもの

 

■飼育場または広めの部屋

霊長類を飼育する場合は犬猫を飼うときと異なり、檻に閉じ込めることはできません。

飼育をする場合は広い空間で自由に過ごさせてあげなければいけません。

木の枝やロープなど遊べる環境などもあると良いです。

■オムツ
犬猫と違って猿はトイレを覚えない?と言われており、多くの場合はオムツを履かせています。

野生の猿は特定の場所で排泄をする習慣がないので覚えさせるのは難しいそうです。

■特定動物の飼育又は保管の許可

ニホンザルは特定動物なので飼育する場合は動物種・飼養 施設ごとに都道府県知事又は政令市の長の許可が必要です。

 

※特定動物とは、日本の法律である動物愛護管理法の規定に基づいて、人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれがある動物として政令で定められる動物種のこと

ニホンザルの餌

ニホンザルは植物食傾向が強い雑食で主に果物を好みます。

餌として典型的なバナナや植物の葉、芽、きのこ、昆虫なども食べます。

基本的には雑食で何でも食べますが、飼育する場合は果物を中心に与えるようにしましょう。

当たり前ですが人の食べ物は食べないように注意が必要です。

ニホンザルの値段は?販売はされているの?

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販売されているのはニホンザルの多くは乳離れしたくらいの小猿です。

値段については50~60万円程度で販売されていることがあるようですね。

非常に頭のいい動物なのでペットというよりも家族を迎えるという感覚の方が正しいかもしれません!

飼育を考える場合は毎日遊んであげられるようでないと難しいと言われています。

また、販売値段もそうですが世話をするのにはかなりの金額がかかることを念頭にいれておきましょう。

ニホンザルの寿命はどれくらい?

小猿のときから飼育をするので寿命は20~30年程度となります。

長い付き合いになるのでその点も考慮した上で飼育を検討しましょう。

私も猿は好きですが飼育するのは不可能に近い印象です…。

まとめ

・ニホンザルは飼育することは可能だが現実的には難しい

・餌は主に果物で野菜や昆虫類も食べる

・寿命は20~30年で販売値段は50~60万円で維持費がかかる

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