ヤモリと言えば普段生活していて多くの方が見かける機会の多い一番身近な爬虫類かもしれません。
見た目もカワイイのでその場で捕まえて飼ってみたくなる方も少なくないのではないでしょうか?
今回はそのヤモリを飼育する方法やヤモリの特徴について書いていきたいと思います。
ニホンヤモリの特徴
沖縄などの場合は別の種類ですが、主に家の中にでるようなヤモリは『ニホンヤモリ』です。
よく言われる話ですが、ヤモリは漢字で書くと『家守』と表記されるように人の家に住み着いて小さな虫を食べてくれるという人にとってはありがたい生物ですね。
昼間は雨戸の戸袋などの暗いところに隠れています。
夏場などは夜になると明かりに集まった虫を食べたりしています!
子供が捕まえてきたり、ちょっとペットとして飼ってみたいなと考えることは誰しもあると思います。
今回はそのよく見かけるニホンヤモリの飼育方法や飼い方について紹介していきます。
ニホンヤモリの飼育方法と餌は?
最初に注意しておくこととすれば捕まえた個体は野生の生き物なので慣れるまでに時間が掛かって餌を食べなかったり、なかなか飼育することが難しいこともあります。
もしも、餌を食べなかったりして飼うのが難しいと思った場合、捕まえたニホンヤモリは飼わずに逃がした方が良いと思います。
飼育する場合に一番苦労するのはエサの調達です。
ニホンヤモリは非常に小さい虫を食べて生活しているので餌は小虫を与える必要があります。
できれば生餌は捕獲してきた方がよいですが、難しい場合はペットショップなどで販売されてるコオロギの小さな幼虫や小さいミルワームなどを試してみると良いです。
購入する際にはヤモリの大きさに合わせてあげないと無駄になってしまうので注意しましょう!
私の周りで捕まえたヤモリを飼育していた知り合いは小さなクモや虫を探して、それを与えるようにしていました。
ただ夏場はそれでも良いのですが、一年中飼育する場合は餌を購入する必要性がでてきます。
ただ、冬場は寒いので時々動いていても冬眠していることが多いので全く餌を食べないのであまり、心配しなくても大丈夫です!
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飼育に必要なもの
■プラスチックケース
ヤモリを1匹飼育する程度であれば20cmサイズのケースで十分です。
また、ヤモリは壁や天井も這いまわるので水槽などでも蓋が付いているものにしましょう。
■シェルター
夜行性なので昼間安心して隠れられるような場所を作ってあげましょう。
植木鉢の破片やトイレットペーパーの芯でも問題はありません。
また、飼育する際には適度に霧吹きなどでプラケースの壁面を濡らしてあげます。
ヤモリが壁についている水を舐めて水分を補給します。
特に水入れなどは必要ありません。
また、ヤモリは脱皮をします。
なかなか一から脱皮している姿を見ることは難しいですが身体に脱皮途中の皮が付いている場合は霧吹きなどを使って湿度を上げて剥がれやすくなるようにしてあげましょう!
ヤモリの寿命:10年以上
また、飼う場合に知っておいて欲しいのがニホンヤモリの寿命です!
一般的にニホンヤモリの寿命は10年以上と言われています。
家で見かけるヤモリが10年以上に渡って家を守ってくれていると考えると感慨深いものがありますね。
もしも、飼育するとなればそれくらい長い付き合いになることを知っておいて欲しいです。
個人的には飼育をするよりも同じ家で暮らしていると考えて放っておくほうが好きですね!
まとめ
・ヤモリは飼育することは可能だが餌の調達が難しい
・ニホンヤモリの寿命は約10年以上と言われている
・個人的には放っておくことが好ましい
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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コメント
コメント一覧 (3件)
築18年の自分の家にも1匹ヤモリがいます。
おそらく、ニホンヤモリであろうかと思います。
10年の寿命があることを知り、このまま長く住み続けてくれればと思います。
住んでいる地域にもよりますがニホンヤモリだと思います^‐^
私の家にもヤモリがでますが、大きいものもいれば小さいものもいます。
きっと家を守り続けてくれると思いますよ!
ベランダを掃除していたら、親子のヤモリさんがいました。段ボールの中から、ピョーンって飛び出して来ました!逃げたけど、帰って来ないかなあ?
また、段ボール置こうかな。笑。