コウモリはなぜか怖い存在というイメージが強いですが、中にはペットとして飼育している方もいます!
遠目からみると不気味な存在だけどよく見てみると可愛らしかったり…
今回はコウモリはペットとして飼育できるのか、餌や販売値段はいくらなのかについて深掘りしていきます。
コウモリはペットとして飼育できる?
コウモリは唯一空を飛べる哺乳類と変わった動物ですね。
ヴァンパイアやドラキュラと関連付けられることから血を吸って生きているイメージがありますが、そんなことは全くありません。
コウモリで血を吸うのは中南米に生息するナミチスイコウモリしかいません。
日本で一般的によく見られるコウモリはアブラコウモリという小型の種類ですが、ペットとして飼育されるものは主にオオコウモリという大型のコウモリの仲間になります。
オオコウモリはフルーツバットと呼ばれ、昼間に果物を食べて生活しています。
現在は輸入が禁止されているため、日本国内で入手するのが難しくなってきています。
けれど国内で飼育を楽しんでいる方もいるので人気の種類であることが伺えます。
飼育に必要なもの
■飼育ケージ
コウモリを飼育する場合はケージを用意する必要があります。
オウムなどの鳥を買う時に使う網目状のケージを使用するとフルーツバットもぶら下がることができるので良いでしょう。
また、ケージから出して運動させられない場合は広めのものを使うようにしましょう。
■保温器
フルーツコウモリは熱帯地域に生息するコウモリなので寒さに弱いです。
そのため、飼育環境は25~30℃程度の温度を保つ必要があります。
保温器には爬虫類に飼育に使うサーモスタットや保温球を使用すると良いでしょう。
■取り付けタイプの給水器
イメージはハムスターの飼育などで使われるようなものでOKです。
ケージ内でいつでも給水できるようにしてあげます。
■餌入れ
フルーツバットは餌入れに果物を入れておけば自分で取って食べ始めます。
適度な量を入れられる容器を用意しましょう。
コウモリを飼う上での注意点
ペットとして販売されているものであれば問題ないですが、野生のコウモリの飼育や捕獲は鳥獣保護法によって禁止されています。
また、保護するという形で飼育をする場合は保護動物として届け出や都道府県に確認を取る必要が出てくるので注意しましょう。。
フルーツコウモリの飼育では温度管理、栄養管理、衛生管理を徹底することが不可欠です。
まれに原因不明で突然死してしまうこともあるので注意が必要ですね。
昼行性の動物なので夜に明るいのは厳禁です。
生活リズムを崩さないように心がけるのもコウモリの飼育で気をつけなければならないポイントですね!
コウモリの餌
コウモリの飼育で特に手間が掛かるのが餌です。
注意点でも挙げたようにフルーツバットは生活リズムを保つのが大切なので、餌も朝晩の2回与えるようにします。
そして、フルーツバットは野生化では果物や花の蜜、花粉などを食べて生活しています。
そのため飼育する際も色々なものを与えて栄養が偏らないように徹底する必要があります。
基本的には名前の通りリンゴ、バナナ、マンゴー、キウイなどのフルーツを与えます。
与える際にはコウモリが食べられるようなサイズにカットするようにしましょう。
その他にも動物用粉ジュース(ローリーネクター)や無脂肪のヨーグルトを与えている方もいるみたいですね。
また、栄養補給の補助アイテムとしてミツバチの花粉でできたビーポレンを用いると良いです。
コウモリの販売値段はどれくらい?
基本的にペットショップで取扱があるコウモリは今まで紹介してきたフルーツバットがほとんどです。
生体の値段は大体50,000~100,000円程度で購入できます。
しかし、輸入が禁止されているため国内での流通数は減っているので入手は以前より難しいかもしれません。
まとめ
・コウモリは日本国内でもペットとして飼育されている
・コウモリの餌は一般的にペットショップで流通しているフルーツは果物が主食
・フルーツバットの生体の販売値段は5~10万円程度
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