ウマは野生で日本にいるの?ほとんどの種類は絶滅してしまった?

誰しも名前を知っている『ウマ』ですが、野生のウマってあんまり聞いたことがないですよね?

私がイメージできるのはシマウマとかですが、ほとんどのウマは家畜として利用されているイメージです。

今回は日本野生ウマ生息するのか、野生のウマは何という種類なのかについて深掘りしていきます!

目次

野生のウマは日本に生息するの?

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『ウマ』という種類で言えば世界レベルでほぼ絶滅したとされています。

仮に野生化で生きているウマがいるとしたら、それはいずれも元々は家畜として飼われていたウマが逃げ出したものです。

日本だと宮崎県都井岬に半野生状態のウマが生息しています。

そのため、日本にいるウマは全て元々は家畜だったと言っても良いでしょう。

また、世界で唯一の野生のウマだと言われていたモンゴルに棲む『モウコノウマ』は1968年以降確認されていません。

今は動物園で飼育されていたものを野に放ち、保護区内で繁殖を繰り返しているそうです。

これらのことからウマは基本的には家畜としての生きているということが伺えます…。

野生で生息するウマの種類は?

現生のウマの仲間はロバやシマウマ、ノロバの仲間だけです。

野生で絶滅していないウマの仲間(ウマ科)は非常に少なく数える程度しかいません。

 

【ロバ亜属】
ロバ
アフリカノロバ
アジアノロバ
キャン

【グレイビーシマウマ亜属】
グレイビーシマウマ

【シマウマ亜属】
サバンナシマウマ
ヤマシマウマ
ケープヤマシマウマ
ハートマンシマウマ

 

両手で数えられるほどしかウマの仲間はいないことに驚きですね。

それに『ウマ』という種類に関しては家畜以外完全に絶滅してしまっているということもびっくりです。

野生のウマがもういないというのは自然下では生きるのが難しかしくなってしまったのかもしれません。

この理由として考えられるのが反芻動物の繁栄です。

反芻動物とはウシやヤギ、ヒツジ、シカのことですね。

ウマはこの反芻動物たちと比べると植物を消化してタンパク質に再構築するのが苦手のため駆逐されてしまったと考えられています。

しかし、ウマは高い運動能力を持つため車などが発明されるまで長い間ずっと人の家畜動物として利用されていました。

ある意味これも生き残りの戦略だと私は思うんですけどね…。

まとめ

・日本にいるウマは全て元々は家畜だったものが野生化したもの

・現在野生で生き残っているウマの仲間はロバとシマウマとノロバのみ

・ウマが自然下で生きるのが難しかったのは反芻動物の繁栄と考えられている

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