シマリスは日本でも北海道で野生に生息している種類です。
外国産のシマリスはペットとしても販売されています。
今回はシマリスがペットとして飼育できるか、販売値段はいくらになるのか深掘りしていきます!
シマリスの生態
シマリスは体に縞模様があって、頬袋を持つ小型のリスです。
由来は名前のまんまですね。
ただ、シマリスの仲間は24-25種類おり、日本を含めアジアに生息するシベリアシマリスを除く他の種はすべて北アメリカに分布しています。
日本にいるのはエゾシマリスというシベリアシマリスの亜種にあたります。
昼行性で単独生活をします。
リスは樹上性のイメージが強いですが、樹上と地上両方で生活するのがシマリスの特徴です。
そのため、巣穴は樹洞を利用することもあれば地下に作ることもあります。
自然下では植物の種や果実、新芽、ナッツ類を食べます。
他にも草や根、キノコや昆虫を食べることもあるそうです!
秋になるとほとんどのシマリスは冬のために蓄えとして食べ物を巣穴に集め始めます。
巣穴の中の1箇所の食料置き場に集めるタイプは春までずっと巣の中で過ごします。
複数の食料貯蔵庫を造るタイプは冬の間も巣穴から出るそうです。
シマリスはペット飼育できるのか
シマリスはペットとして一般の人が飼育を開始することはできます。
しかし、注意すべきなのは犬猫とは違って家畜化された動物ではないので神経質です。
特に飼い始めは警戒心も強く、人にも慣れていないので最初はあまり構わないようにしましょう。
人が周りにいる環境での生活に慣れてきた場合は、ケース越しからエサを与えたりして人との接触に慣れさせます。
シマリスの飼育に必要なもの
シマリスの飼育に必要なもののイメージは基本的にはハムスター一緒です。
大きく違うのはシマリスの生態に合わせるのでケージや樹上生活に近い環境作りですね!
■ケージ
飼育するためのケージはハムスターなどとは違って大きさが必要です。
生態についてでも書きましたが、シマリスは樹上性と地上性の中間種になります。
大きさとしては縦、横、高さがそれぞれ50cm以上あると良いでしょう。
私の知人は木製の自作のケージを作っていました。
ただ、リス用の高さのあるケージも販売されているのでそちらを使うのも一つの手です。
■寝床
シマリスにとって寝床となる巣箱は必須です。
自然下では樹洞や地下を利用しているのでできるだけ木などの自然素材を使うようにしましょう。
■床材
ケージ内の床に敷くための材料です。
こちらもできれば自然素材を使うようにします。
一般的なのは針葉樹や広葉樹のマットでしょう。
■登るようの木材
半樹上性でもあるのでリスが登るための木を入れます。
また登る以外にも齧るのにも使うことができるので必ず入れてあげましょう。
■給水器
ハムスター飼育でよく使われるような給水器をケージに取り付けます。
リスはかなり活発に動き回るので水を入れて置いておくタイプは適していません。
シマリスのエサ
シマリスのエサについてですが、ペットショップなどではシマリス専用のエサなどが販売されています。
基本的にはそれを与えていれば問題はありません。
ただ、偏食をする子もいるため中々食べない場合はヒマワリの種や感想させた野菜やフルーツが入ったものを与えると良いでしょう。
シマリスの販売値段
シマリスは以外にもペットとしての流通量は多く、希少ではないため値段は安価です。
ペットショップでの取扱いもあり、販売値段は5000円~12000円程度です。
安いからとはいえ、安易に手を出しても良いというわけではありません。
シマリスは日本では外来生物なので飼育する場合は決して逃げられないような形で飼育する必要があります。
シマリスの寿命
シマリスは自然下での寿命は4~5年と言われています。
しかし、飼育下だとシマリスは最長で10年以上生きることもあるそうです。
飼育下であれば外敵に捕食されることもないので当然といえば当然ですね。
なので飼育を開始する場合はそれくらい長い付き合いになることを考慮した上で飼い始めると良いですね!
まとめ
・シマリスは背中に縞模様がある地上と樹上両方で生活するリス
・シマリスは飼育可能だが神経質なためゆっくり慣れさせる必要がある
・シマリスの販売値段は5000~12000円ほどで比較的安価
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