チンパンジーというと通常のイメージでは”ヒトに近い“とか”賢い動物“というイメージがあると思います。
しかし、野生のチンパンジーは実はかなり力が強く、凶暴な動物です。
過去には人を襲った例もあるとか…
今回はチンパンジーは人間を襲うのか、どれくらい凶暴なのかなど生態について深掘りしていきます。
チンパンジーの生態
チンパンジーは体長77.5~85cmの類人猿の仲間です。
全身の毛は黒く、顎のみ白い毛をしているのが特徴的ですね!
また、チンパンジーの顔は黒または肌色をしており、人と同じで年齢を重ねると頭が禿げ上がります^^笑
昼行性の動物で夜になると寝床を作って休むので、一日の流れは人間と一緒ですね!
チンパンジーの生息地
チンパンジーは誰しも名前を知っていて馴染みがある動物ですが、地球上で生息している場所はかなり狭いです。
分布はアフリカの大陸にあるセネガル、コンゴ民主共和国、ウガンダ、ルワンダ、タンザニアなどの国の森林に生息しています。
基本的に樹上生活を行っていますが、地表に降りてくることもあるそうです。
チンパンジーの食性
チンパンジーは雑食性で果実や種、ハチミツ、昆虫から小型・中型哺乳類と幅広いものを食べて生活しています。
道具を使って蟻塚に棲むシロアリを捕食したり、石や木を使って木の実の殻を割るなど非常に賢いです。
また、時には集団で協力して狩りをすることもあるようです!
さすがヒトに近いだけありますね^^
チンパンジーは凶暴で力が強い?
チンパンジーの中でも成獣になったオスは非常に獰猛で攻撃的です。
力が非常に強く、握力は成獣のオスで300kgあると推定されています。
かなり恐ろしいですね^^;
一説によると車のフロントガラスも素手で叩き割ることができるとか…
人を襲うことはあるのか
チンパンジーに人が襲われた事例は多くあり、日本でもテレビ出演していた『パンくん』も飼育研修生を襲ってケガをさせるという事故を起こしています。
海外では女性が襲われて顔の鼻と唇、まぶたを失う重症を負う事故があったそうです。
動物園でも石や砂、糞を投げてくることもあるので注意が必要と言われています。
私も友人と動物園に行った時に友人が檻の中のチンパンジーに砂を投げられていてビックリしたことがあります^^;笑
チンパンジー同士で共食いまでする?
チンパンジーは群れの仲間でなければ、チンパンジーでも襲って食べることがあります…。
いわゆる『共食い』というやつですね。
また、恐ろしい習性として“子殺し”というものがあります。
オスは他の集団の赤子を襲ったり、メスが同じ集団の赤子を襲うこともあるようです。
そして、その後幼獣は群れで食べてしまうというのが何より恐ろしいですね…
血の繋がりがある可能性があるのに、なぜこのようなことをするのかはまだ解明されていません。
しかし、凶暴なだけでなく、チンパンジーには笑ったり、怖がったりと感情があることもわかっています。
また、面白いことに群れでランクの低いオスとメスが『かけおち』することがあるなど面白い習性がたくさんあります!
怖い姿は見たくないですが、動物園などで微笑ましい光景は見てみてみたいものですね^^
まとめ
・チンパンジーはアフリカに生息する中型の類人猿
・チンパンジーは非常に獰猛で人を襲うこともあれば、仲間同士共食いすることもある
・危険ではあるがチンパンジーには感情があり、笑ったり怖がることもある
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