カナヘビといえばニホントカゲと並んで日本で馴染みの深いトカゲですね!
飼育をするとなると基本的には野生の個体を捕まえて飼うことになります。
今回はニホンカナヘビの飼育や飼い方、生体販売での金額や寿命について紹介していきたいと思います!
ニホンカナヘビの特徴
ニホンカナヘビの特徴はウロコに光沢がなく、表面がザラザラしているところです。
ニホントカゲと見分ける際もウロコの質感で判断することができます。
ニホントカゲと比べると比較的地味ですが、尻尾が長くてスタイリッシュな印象なので個人的には好きですね!
夏前くらいから日向ぼっこをしている姿をよく目にします。
また、ニホンカナヘビは近年減ってきている生き物です。
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ニホンカナヘビの飼育方法
ニホンカナヘビは飼育や繁殖が容易な種類の生き物です。
ニホントカゲと同様に日光浴が好きなので飼育する際にはケージを移動できるものにして日向ぼっこできる環境を作るようにしましょう!
飼育の際に準備するもの
■飼育ケージ
飼育ケージについては日光浴させたりするときに移動させやすいよう軽いものを選択した方が良いです。
そのためホームセンターやペットショップで販売されているプラスチックケースが最も適しているかもしれません。
■床材
野外で捕まえた場合は捕まえた場所の土や落ち葉を使用するという方法もあります。
購入する場合は腐葉土や黒土を使用することになります。
ケージごと移動させるときに重くなるので床材の深さは3cm程度で良いです。
■紫外線灯
ケージを移動させて日光浴を週に2,3回できるのであれば必要でないかもしれませんが、室内飼育がメインになる場合は紫外線灯やスポットライトを使用するようにしましょう。
■流木・木の枝
カナヘビは木登りが好きなのでケージ内に登ることのできる流木や枝を入れてあげると喜びます。
流木や木の枝を利用する場合は脱走に注意しましょう。
カナヘビは低いながらもジャンプするので逃げられないようにフタをしておく必要があります。
■水入れ
カナヘビは頻繁に水を飲むので必ず設置しましょう。
■霧吹き
床材の土が乾燥してきたら必ず霧吹きを使って湿らせるようにしましょう。
■ヒーター
冬眠させる際には必要ないですが、冬眠させない場合はパネルヒーターなどが必要になります。
冬眠させない場合、越冬時期は餌の食いが悪くなります。
水はしっかりと与えるようにして乾燥にも気を配るようにしましょう。
■シェルター
日光浴をした後などは温度勾配のある物陰に隠れたりするのでシェルターを用意します。
■エサ入れ
ミルワームなどが土に隠れてしまわないようにエサ入れを利用するのも一つの手です。
エサはコオロギをケージ内に放し飼いにする形でも問題はありません。
給餌したい場合はピンセットなどで直接エサを与えるようにしましょう!
カナヘビの飼育で注意する点はエサと水をしっかりあげて、週に数回日光浴をさせてあげることです。
また霧吹きもこまめにしてあげると良いです。
基本的には床材の土が完全に乾燥してしまわないようにします。
日光浴はそれほど長い時間でなく日差しが弱いときに1時間程度で十分です。
カナヘビが熱射病にならなように様子を見ながらだと良いですね!
関連記事:カナヘビの餌はバナナ?ミミズや虫以外で野菜は食べない?
生体販売の値段と寿命はどれくらい?
ほとんどのカナヘビ飼育経験者の方は野生の個体を捕まえて飼っていると思いますが、一部のペット取り扱い店ではニホンカナヘビも販売しています。
値段は700~800円程度で取り扱いがあるようです。
また、ニホンカナヘビの寿命は約7年で長くて9年以上生きた個体もいると言われています。
野生個体で簡単に入手できるかもしれませんが、ニホンカナヘビは日本各地で減っている生物なので
その点を留意した上で飼育をするようにしましょう!
まとめ
・ニホンカナヘビの特徴は光沢のないウロコと尾の長いスタイリッシュなフォルム
・カナヘビの飼育で注意する点はエサと水を切らさず日光浴をさせること!乾燥にも注意
・ニホンカナヘビ生体の販売値段は800円程度で寿命は約7年
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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コメント
コメント一覧 (2件)
情報源本当にありがとうございました。ペット介護士小平
いえいえ!こちらこそお礼のコメントありがとうございます!