石垣島には猫がたくさんいるスポットがあります。
「南ぬ浜町緑地公園」というサザンゲートブリッジを渡った先の埋立地です。
今回は「猫島」や「キャットアイランド」とも呼ばれている公園についてご紹介していきます!
石垣島にある猫の島:南ぬ浜町緑地公園
サザンゲートブリッジの先に広がる公園は南ぬ浜町と呼ばれる埋め立ての人工島にあります。
夜に星空を見るスポットとしても有名な場所です。
なぜ猫島と呼ばれているのか
猫島と呼ばれる理由はその名の通り、猫が多く生息する島だからです。
どれくらいの数がいるかというと、100匹以上の猫がこの島で暮らしています。
石垣島では以前から捨てられてしまう猫が後を経たず、島にいる猫同士で繁殖することで数が増えてしまいました。
公園に住む猫は元々は飼い猫
元々は人に慣れている飼い猫です。
そのため、島にいる猫には人懐こくて近づいても逃げたりしません。
猫好きにとっては楽園のようなスポットですが、人の都合で捨てられてしまうのは本当に悲しいことですね。
石垣島の捨て猫をなくす活動
石垣市では石垣島の捨て猫や捨て犬をなくすために、石垣島しっぽの会と共に2012年から「南の島猫アイランド事業」という活動が始まりました。
南の島猫アイランド事業
捨て猫が増えすぎると餌がなくなり、やせ細ったガリガリの猫で溢れかえってしまいます。
また、病気の猫が出ると一気に広がってしまうことからその対策として、猫を一度捕まえて避妊・去勢手術を施すという取り組みが実施されました。
新たな捨て猫をなくすためにも島には監視カメラも設置。
自治体とボランティア有志の方々のおかげで公園の環境が保全されるようになったのです。
公園の猫たちをよく見ると、耳の先が少しだけカットされていることが動画を視聴すると確認できます。
現在も捨て猫が後を絶たない状況は続いている
民間の保護団体が譲渡会などを実施したり、飼い主のいない猫を減らす活動が続けられています。
しかし、2022年7月には単月で20匹以上の猫が不法に捨てられている状況です。
飼い猫を含め、ペット動物の遺棄は100万円行かの罰金刑に1年以下の懲役刑が加わっています。
そもそも動物を飼う場合は責任を最後まで果たす意識を持っていただきたいですね。
まとめ
- 南ぬ浜町緑地公園は捨てられた猫たちが民間の保護団体に管理されながら暮らしている
- 猫島にいる猫たちは避妊・去勢手術、病気の治療、餌やりが実施されている
- 2022年現在も捨て猫は後を絶たない状況が続いている
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コメント
コメント一覧 (1件)
「しっぽの会」は、現在は猫の活動をほぼしていません。犬の活動はしていますが。また、しっぽの会は個人ボランティアの集まりの名称で、保護団体などではありません。
そこで、2021年に「ラリマー」という保護団体ができ、現在はそこが南ぬ浜などの猫を管理しています。石垣市公認です。捨て猫が多く、団体の方は大変だそうです。
最近はインスタで「猫島」と知った観光客の若い女の子が多く訪れるようになりましたね。観光客の方が里親になることが何度もあるそうです。
石垣島の定番観光スポットになると良いなと思っています。