夏の時期に子供がカマキリを捕まえてきて飼育することになるなんてことは何気にどこの家庭でもあったりするのではないでしょうか?
私も子供の頃に『カマキリを飼いたい!』と親にせがんだことがあるので。笑
今回はカマキリの飼い方について紹介していきます。
また、赤ちゃんでまだ小さな幼虫の頃の飼育についても深掘りしていきます!
カマキリの飼い方は?
まず飼育するためのケースが必要になります。
ホームセンターなどでも販売されているプラスチックケースで十分飼育することができます。
自然下では植物に紛れてエサをとっているのでケースの中にポトスなどの観葉植物なんかを置いてあげるとカマキリにとっても居心地の良い空間になると思うので入れるといいですね。
ただ、成虫の寿命は数ヶ月ほどなのでそこまでこだわるかは好みの問題になります!
こだわりがない場合はその辺でとれるような葉のついた枝を入れてあげましょう。
カマキリは肉食性の昆虫で主に昆虫などの小動物を食べて生活をしています。
飼育する場合ネックになるのはエサですね。
基本的にエサは生きた虫を与えることになります。
自然下でエサを捕まえるのもありですし、ペットショップで売られているコオロギなどを買って与えることもできるので飼育はそれほど難しくありません。
別件になりますが意外なものも食べるので観察してみるのも面白いです!
その意外なエサついてはこちらで詳しく解説しているので参考にして見て下さい。
関連記事:カマキリのえさの量と頻度は?虫以外の餌でヨーグルトも食べる?
カマキリの赤ちゃん(幼虫)の飼育方法と餌は?
また、もう一つカマキリを飼育する上で実践してみたくなるのがカマキリの幼虫の飼育です!
メスのカマキリを飼育していると卵を産むこともあるので卵を孵してそのままカマキリの赤ちゃんを飼ってみたくなります。
ただカマキリの赤ちゃんの飼育は難しいです。
元々カマキリが一度の産卵であれだけの数の子供を産むのは成虫になれる確率が非常に少ないからです…。
一つの卵鞘からは数百匹の子供が生まれてきますがちゃんと成虫になれるのはわずか数匹なんです。
その幼虫たちは主にタカラダニ、トビムシ、アブラムシなどものすごく小さな生き物を食べています。
家の周りでアブラムシが採れる場合は飼育を試みても良いと思います!
また、もしも採集できない場合はバナナや昆虫ゼリーなどを放置してショウジョウバエなどの小バエを湧かせて餌にするという手もあります。
小さい赤ちゃんの内は給餌ではなく自然に食べてもらう形になるので同じ入れ物に小バエなどをいれておくことになります。
色々と大変ですが幼虫の成長は早く、2~3週間で小さいコオロギなどが食べられる大きさに育ってきます!
それくらいまで育てることができると飼育がある程度は楽になってきます。
ペットショップで販売されているSSサイズのコオロギを食べるようになってからは成長してきたサイズに合わせて餌を与えるようにしましょう。
また、幼虫も成虫も共通して大切なのは水分をちゃんととらさせることです。
こまめに霧吹きをしてあげることが大切です。
幼虫は水入れだと溺れてしまう可能性があるので極力霧吹きでケースの側面を濡らすなどしてあげましょう。
それかガーゼなどを湿らせてケースに入れておくという手もあるので自分がやりやすい方法で水は必ず与えるようにしましょう!
また、幼虫については全てを育てるというのは難しいです。
まだ小さい幼虫達にとって兄弟は敵であり、餌なので基本的に別々の入れ物で飼うことになります。
ただ、心は痛みますが共食いをさせて生き残ったものだけ飼育するという飼い方もできるので色々なやり方に挑戦してみるのも良いでしょう。
まとめ
・カマキリの飼育はプラスチックケースに植物や枝葉を入れて飼育が可能
・餌は主に生きた昆虫などの小動物を与え、水分を補給できるよう飼育する
・幼虫の飼育はやや難易度は高いが小さい小バエを湧かせて与えて育てることは可能
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
関連記事:カマキリの寄生虫ハリガネムシの生態!人間にも寄生する?
生き物好きの方にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!
コメント