カマキリといえば身近な昆虫で子供に人気ですね!
メスがオスを共食いをするというイメージが強いですが、実際のところどうなんでしょうか?
また、今回はカマキリの寿命はどれくらいなのかなどについて深掘りしていきます!
カマキリの寿命はどれくらい?
カマキリは『卵‐幼虫‐成虫』と不完全変態を行う昆虫です。
卵から大量の子カマキリが出てくるのが特徴的ですよね。
産まれたばかりのカマキリは前幼虫と呼ばれる形態で卵鞘から出たとき薄い皮に包まれているので最初の脱皮をすることで幼虫になります。
まだこの段階では大きさは数ミリで小さいですが脱皮を繰り返して成虫へと成長していきます。
しかし、一度に数百匹の幼虫が生まれますが、成虫になれるのはほんの一握りです。
場合にはよりますが卵から400匹生まれても成虫になれるのは1匹しかいないと言われています…。
成虫になれた個体の寿命は平均して1年で最も長く生きたもので1年6ヶ月も生きた個体もいたと言われています。
また、カマキリの寄生虫として有名なハリガネムシに寄生されていると子孫を残せないのでかなり厳しい環境の中でカマキリは生まれているということがわかりますね。
関連記事:カマキリの寄生虫ハリガネムシの生態!人間にも寄生する?
オスはメスに共食いされる?
カマキリのメスは交尾中にオスを捕食してしまうという有名な話がありますが、共食いをするかどうかというのは種類にもよって変わります。
極端な種類ではメスに頭を食べられた刺激でオスが精子嚢をメスに送り込むというものもいるそうです…。
メスが恐ろしいのかオスが弱いのか…
生物的には産卵を控えているメスに栄養を蓄えさせるという意味では効率がいいのかもしれませんね!
ただオスが頭部や上半身を食べられてしまっても交尾が可能なだけで自ら進んで共食いされることはないそうです。
日本のカマキリに関してはそのメスがオスを共食いする傾向は弱いため、主に共食いする理由は秋に餌が減ることや飼育下では個体密度が高いからだと考えられています。
交尾中の共食いもオスが自分より小さい餌として見ている習性に従っていると
思われています。
まとめ
・カマキリの寿命は成虫になったもので平均1年で最長で1年6ヶ月生きた個体もいる
・カマキリのメスがオスを共食いするのは種類にもより、日本の種類はその傾向が弱い
・中にはオスは頭を食べられたことで交尾を終える種類も世界にはいる
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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