セミというとうるさくて煩わしイメージですが、セミの中でもヒグラシの鳴き声は好きで癒されるという方は多いですね。
明け方や夕方になると『カナカナカナ』と鳴き始めるのが特徴的です。
今回はそんなヒグラシについて深掘りしていきます。
ヒグラシの特徴
ヒグラシの鳴き声はよく聞きますが、どんなセミなのかちゃんと姿を見る機会は以外と少ないですね。
体長は小さくオスが28-38mm、メスが21-25mmとよく見かけるアブラゼミと比較すると半分ほどの大きさです!
羽も透明で背中は緑色の筋が入って見た目がとても綺麗なセミと言えます。
日本でも北海道南部から奄美大島までと広く分布する種類のため多くの人が馴染みがあると思います!
また、沖縄の八重山諸島にはイシガキヒグラシという亜種が生息しています。
イシガキヒグラシの鳴き声は『キーンキンキンキン』と金属音のような声をしていてかなり特徴的です。
ヒグラシと同様に綺麗な音なので不快感は全くありません。
悲しげな鳴き声で鳴き始めると夏の終わりや季節の変わり目だということを感じられますね!
鳴く時期と寿命はどれくらい?
ヒグラシは日の出前と日の入り後の薄暗い時間帯によく鳴きます。
このような時間帯に鳴くことから『日を暮れさせるもの』という由来から『ヒグラシ』という名前になったそうです!
ちなみにセミが鳴くのには光と温度が関係しており、薄暗い林であれば昼間でもヒグラシが鳴いていることもあります。
俳句では『秋の季語』とされていますが、夏の終わり以外にも梅雨の時期に発生し9月中旬くらいまで鳴き声を聞くことができます。
ヒグラシの寿命についてですが、セミの成虫については全般的に2週間から長くても1ヶ月程度だとされています。
地中にいる期間は6~7年程度と言われていますが、飼育下で育てることが難しいため明確にはわかっていないそうです。
ヒグラシは昔から美しい鳴き声として扱われていて、よく文学作品にも取り扱われていることがありますね。
癒やされるためにBGMにする人もいるくらい人気だったりします!
セミでも唯一人気者なのではないかと思います。笑
そんなヒグラシの鳴き声の動画はこちら
まとめ
・ヒグラシはほぼ日本全国に生息している小型のセミ
・ヒグラシが鳴く時期は6月下旬~7月上旬の梅雨時から夏終わりの9月中旬まで
・寿命は明確にはわかっていないが地中で6~7年、成虫で2週間~1ヶ月
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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コメント
コメント一覧 (2件)
どうやったらヒグラシの鳴き声がカナカナカナと聞こえるんですか?
どんな耳してるんですか?耳鼻科いったほうが良いですよ
コメントありがとうございます!
感性は人によって違うので聞こえ方も違うのですね!
アメリカとかではセミの鳴き声はただうるさいだけという
認識の人が多いらしですよ!