秋の鳴く虫として代表格となるのはやはり『スズムシ』と『コオロギ』などですね!
2種類とも風情のある鳴き声で鳴くことが特徴的です。
しかし、それぞれの違いはどこ?と聞かれると意外と答えられませんね。
今回はスズムシとコオロギの鳴き声や見た目の違いについて解説していきます!
スズムシとコオロギの鳴き声
スズムシもコオロギもバッタの仲間ですが、よく聴くと鳴き声は全く違います。
スズムシの鳴き声
スズムシの鳴き声は『リーンリーン』と複数回繰り返して鳴きます。
日本では古くから鳴き声を楽しむ対象として扱われており、鳴き方も節回しがあって非常に美しい音を奏でてくれます。
飼育下と野外では鳴き方が異なるというのも面白い特徴ですね!
野外だと『リィィィ・リィィィィ』と少し寂しげな印象で一般的に聴いたことある鳴き声と違うため、気づかない人も多いです。
鳴くのは成虫のオスだけで、翅は幅が広くて脈はヤスリのように発達しています。
その脈を2枚の羽で左右に震わせることで鳴くことができます。
コオロギの鳴き声
コオロギは様々種類がいて種類によって鳴き声が異なります。
一般的なコオロギの鳴き声は『コロコロコロ…』というものですが、これは代表的なコオロギの『エンマコオロギ』鳴き方ですね。
スズムシと同様にコオロギの成虫のオスの翅はヤスリ状になっていて共鳴室があります。
そのヤスリ状の翅を震わせてすり合わせることで鳴くことができます。
コオロギは種類によっては立派な翅があるのにも関わらず全く鳴くことが出来ない種類もいるそうです!
コオロギとスズムシの外見の違いは?
コオロギとスズムシの外見で大きく違うのは体全体のフォルムです!
スズムシは頭が小さくて瓜のような形をしています。
それに対してコオロギは円筒形や紡錘形のような体つきをしています。
エンマコオロギとスズムシを比べた場合、エンマコオロギの方がサイズが大きいですね。
両方共触覚が体以上に長いことも特徴の一つで、スズムシの触覚は太くて白いので簡単に見分けることができます。
鳴く季節は一緒?
秋に鳴くイメージが強いですが、スズムシは比較的暑い夏の時期から鳴いています。
恐らく夏はセミがうるさいこともあるのでしょう。笑
コオロギは秋頃に成虫になって鳴き始めます。
若干スズムシの方が早く鳴き始めますが、両種とも秋にも鳴いています!
秋は寝るときに鳴き声を聞きながら眠りにつくと、とても癒やされますね。
個人的には昔ほど鳴いていない気がしますが、毎年秋に鳴き声を聴く楽しみです。
まとめ
・スズムシの鳴き方は『リーンリーン』コオロギの鳴き方は『コロコロコロ』
・スズムシとコオロギの見た目の違いは体のフォルムと触覚の色
・鳴き始める時期はスズムシの方が早いが両種とも秋頃に盛んに鳴く
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コメント
コメント一覧 (1件)
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