夏の暖かい時期になると日向ぼっこをしている姿をよく見かけますね!
大人になると地味な茶褐色になりますが、子供の頃はしっぽが青くてとても目立つ姿をしています。
しっぽの青色は少し毒々しい色をしているので苦手な人はびっくりするかもしれません。
中には毒があるの?と心配になる人もいます。
今回はそんなニホントカゲについて深掘りしていきたいと思います。
ニホントカゲに毒はあるの?
結論から言ってしまうと日本に生息しているトカゲで毒を持っているものはいません!
当たり前ですが、よく見かけるようなニホントカゲやカナヘビは全く危険ではありません。
世界的に見ても実質的に毒を持っているトカゲは北アメリカ南部から中央アメリカに生息する『アメリカドクトカゲ』と『メキシコドクトカゲ』の2種類とコモドオオトカゲです。
また、コモドオオトカゲは元々は口内に腐敗菌が増殖していて噛まれることが原因で敗血症を発症すると考えられていました。
しかし、近年の研究では血液凝固を妨げてショック状態を引き起こすヘモトキシンという毒を保有していると発表されています。
主に毒があるトカゲと知られているのはこの3種のみなので、日本にいる場合トカゲの毒は心配する必要はないので安心して下さい!
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捕まえるときに噛まれても大丈夫?
トカゲを捕まえると時たま噛まれてしまうことがありますが、カナヘビやニホントカゲに関しては発達した歯がないので噛まれたとしても痛くないです。
そのため、傷口から雑菌がは入るという心配もほぼないと言ってもいいでしょう。
日本で危険なトカゲと言ったら日本最大の『キシノウエトカゲ』くらいです。
宮古島や八重山諸島に生息するトカゲなので、滅多に遭遇するチャンスはありません。
サイズは30~38cmと日本のトカゲにしてはかなり大きいです。
肉食で甲殻類なども噛み砕いて食べてしまうのでもしも、噛まれた場合ケガをする恐れがあります。
現在は絶滅の危機にあるトカゲなので生息する島に行っても見ることは難しいですね…。
私自身は一度だけ野生のキシノウエトカゲを見たことがありますが、その大きさには驚きました…。
茂みの中で動いたときは哺乳類かと思うくらい物音がしました。
他にもオキナワキノボリトカゲなどのトカゲがいましたが、噛まれたとしても可愛らしい程度です。
しかし、トカゲ達にとっては人の指を噛んだりすると顎に負担が掛かるので口元には指を出さないようにして上げた方がトカゲにとっても優しいですね!
まとめ
・日本には毒を持つトカゲは生息しておらず、毒があるのは世界的に見ても3種類程度
・時たまニホントカゲやカナヘビ噛まれることはあるが可愛らしいくらい
・日本でもキシノウエトカゲという大型のトカゲは噛まれると危険
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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