爬虫類などのペットとなるとあまり日本のものを飼育するイメージはないですが、ヘビの中でもアオダイショウは非常に飼いやすい種類です。
今回はアオダイショウの飼育や飼い方、餌や生体販売の値段について紹介していきます。
アオダイショウの飼育方法
アオダイショウは日本のヘビの中でも本土で最も大きいヘビです。
飼育に関しては餌付きも良くて繁殖もし易いことから飼育下で楽しめる要素が多いですね。
また、非常に丈夫であることも飼いやすい理由の一つです。
個体にもよりますが、性格は温厚で脅かしたり変な持ち方をしなければ噛みつかれることはほとんどありません。
関連記事:アオダイショウには毒がある?噛まれた時の危険性と毒性は?
飼育に必要なもの
■飼育ケージ
アオダイショウは成体だと最大で200cmほどになります。
ヘビは通常狭い場所でも飼育することから、飼育ケージは大きいサイズのプラケース(50×30cm)でも十分飼うことは可能です。
目安としてはとぐろを巻いた時の3倍以上の床面積があれば問題ありません!
■床材
床材は個人の好みで選んで構いません。
ただ、ヘビは頻繁に糞や尿を排泄するので取り替えやすいものがベターですね。
新聞紙やキッチンペーパーなどがオススメです。
また、少し見た目にこだわりたい場合はウッドシェイブでも良いでしょう。
■水入れ
また、ヘビに共通してい必要なのは体全身を入れることのできる水入れです。
脱皮前になると全身を水に浸すため水入れを用意してあげます。
全身入れるような容器になるので大きめの倒れにくいものを使用すると良いでしょう。
■シェルター
爬虫類は隠れるのを好むので身体全身を隠すことのできるシェルターを用意してあげましょう。
ヘビは身体が密着するものを好むので少し狭いものやあまり高さのないものを選んで設置します。
■ヒーター
ヒーターは冬眠させずに通年飼育する場合は必要になります。
ケージ下の敷くパネルヒーターが無難で使いやすいと思います。
適温は18~25℃くらいです。
上記のものだけでも
大体5000円もあれば揃えることが可能です。
初期投資額としては非常に安くすむのが国産種の良いところかもしれませんね!
アオダイショウの餌は?
アオダイショウは海外でジャパニーズラットスネークと言われているように餌はマウスだけで十分です。
まだ小さい幼蛇の場合は小さめのピンクマウスを与えると良いでしょう。
餌の頻度は週に2,3回程度で良いので維持費も数千円あれば十分こと足ります。
アオダイショウの生体販売の値段は?
アオダイショウを取り扱っているお店は印象としては非常に少ないようです。
けれど販売をしているところの価格を見ると3000~5000円程度で取り扱われています。
私自身もアオダイショウがペットショップで3000円で販売されているところを見たことがあります。
日本産種で野生個体を捕獲したものが流通しているのでサイズはまちまちでした。
また、野生個体を飼育する場合は臭いがキツイことや寄生虫が存在する可能性があることを理解しておきましょう。
また、ちょっと残念な点は野生個体は人慣れしていないうちはハンドリングを嫌がります…。
時間を掛けて慣らしていくようにしましょう!
また野生個体で簡単に手に入れられる場合でも、生き物を飼うということには責任を持って飼育するようにしましょう!
まとめ
・アオダイショウはペットとしても餌付きが良く繁殖もし容易にできる
・飼育環境を整えるのにはそれほどお金は掛からない
・生体販売は相場3000~5000円程度
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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