ダンゴムシは本来は枯れ葉などを食べてくれて土壌を豊かにしてくれる分解者です。
しかし、時には育てていた花を食べられてしまったり、大量発生しているところを見て不快な思いをしたり…
基本的には益虫なのですが、園芸などを行っていると害虫として括られることもあります。
今回はそんなダンゴムシの駆除や退治方法などについて深掘りしていきたいと思います。
ダンゴムシが大量発生する原因は?実害はあるの?
ダンゴムシは主に落ち葉や枯れ葉を食べますが、それ以外にも農作物の葉や茎も食べたりします。
特に新芽が柔らかくて食べやすいので大好物です。
大量発生する原因としてはダンゴムシにとって過ごしやすい環境にあることが考えられます!
枯れ葉が積もっていて、土に湿気があるとダンゴムシとっては快適な空間です。
それに園芸植物など食べやすいものがあれば尚更ですね。
それにダンゴムシは一度の繁殖で数十から数百の幼生を産みます。
快適な環境があれば多くの産まれた幼生が順調に育つことができるので、それだけ大量に増える要素にもなり得ます。
ただダンゴムシ特に人に害を与えません…。
しいて言うならば大量にいると不快な気持ちになる程度ですね!
しかし、ガーデニングや園芸を楽しんでいる方にとっては食害性の害虫に分類されます。
育てていた花が食べられてしまって茎だけになってしまうこともしばしば…。
ダンゴムシを庭から完全に排除することは難しいですが、花壇などの限られた場所であれば対策を講じればある程度は駆除・退治することができます。
ダンゴムシの駆除と退治方法は?
駆除・退治方法は薬剤を使う方法と使わない方法があります。
薬剤を使わない方法
『わざわざ殺してまではな…』と思う場合は『ダンゴムシにとって快適な環境にしない』ようにすると良いです!
ダンゴムシは乾燥に非常に弱いので表面の土をどかして土を乾かしたり、落ち葉や枯れ葉を除去することである程度はその場から立ち退いてもらえます。
私の家の周りでもそうなのですが、落ち葉掃きなどをしていないとダンゴムシが増えます。
そのような状況で落ち葉掃きをして土を掘り返したりするとダンゴムシはその場から離れていくので効果はあると思います!
ただ、ガーデニングを行っているとそれも中々難しかったりします。
個人的にはあまりやりたくはないのですが、ダンゴムシの駆除用の薬品などは市販でも販売されるのでそれを使うのもありです。
薬のタイプ別に解説していきます。
餌タイプ
ダンゴムシなど対象の害虫に食べてもらうことで駆除する薬です。
ダンゴムシがいる場所の近くに置いておき食べさせることで退治することができます。
薬剤なので少なからず土壌や自然環境を汚染する可能性があるので注意が必要ですね。
スプレータイプ
スプレータイプは典型的な殺虫剤のことです。
直接害虫に吹きかけるタイプの薬剤になります。
これは対象としている虫以外にも効いてしまうものなのであまり使いたくないですが、直に駆除することができるので効果は確実ですね。
散布タイプ
除草剤と同じで広範囲に散布する薬です。
一番環境にも影響を与えてしまいますが、まとめて完全に駆除を行う場合はこれが一番効果的になります。
基本的に薬剤を使用する場合は使い方をしっかりと確認した上で購入して使うようにしましょう!
まとめ
・ダンゴムシが大量発生する理由はダンゴムシにとって過ごしやすい環境にあることが原因
・ダンゴムシは乾燥に弱いため落ち葉を掃いたり、表面の土を掘り起こすことでその場から立ち退いてもらえる
・ガーデニングなどを行っていて土を掘り返したりできない場合は薬剤などを用いる方法もある
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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コメント
コメント一覧 (2件)
我が家の庭の畑でもダンゴムシが白菜の根元にうじゃうじゃと出現。
たまに葉に付いていたりします。
このページの文は興味深く読ませていただきました。
誤字発見
「ダンゴムシは主に落ち葉や枯れ葉を食べますが、それ意外にも農作物の葉や茎も食べたりします。」意外→以外
「快適な環境があれば多くの産まれた幼生が順調に育つことができるので、それだけ大量に増えると要素にもなり得ます。」増えると要素→増える要素
ご指摘ありがとうございます!訂正致しました!