ハクビシンは人家の屋根裏に住み着いてしまったり、農作物が食害することもあるため害獣として扱われることが多いです。
屋根の上をウロウロしていることもあれば、私の家でも育てていたぶどうがすべて食べられてしまったこともあります…。
今回はハクビシンの退治方法や事前にできる対策、駆除に掛かる費用などについて深掘りしていきます。
ハクビシンはどんな生き物?
ハクビシンは顔の真ん中に白い線が入っているのが特徴的な動物です。
その顔の白い線が『白鼻芯(ハクビシン)』という名前の由来になっています!
ジャコウネコ科の哺乳類で、日本では外来種だと考えられています。
体長60cmと中型の哺乳類にも関わらず電線の上を歩くことができたり、身体能力が高いです。
ハクビシンの退治方法
ハクビシンが人家の周りに来るのには
・エサとなる食べ物があるか
・寝床になる場所があるか
という主に2つ理由があります。
基本的には母親を中心として子どもたちと共同生活をしており、多いと10~20頭もの群れにあることもあるそうです!
そのため、寝床や住処とする場所はある程度広さのある安全な場所にする必要があります。
これらの点を踏まえると人家の屋根裏は条件としては最高の物件と言えますね。
退治については天敵であるオオカミの尿を利用すると良いでしょう。
オオカミの尿を散布しておけばハクビシンを寄せ付けなくする効果があるようなので見かけた場合の退治に有効です。
もしも、すでに住み着いてしまっているような場合は駆除を行う必要があります。
ハクビシンの事前対策
農作物などの食害に遭っている場合は作物がある場所へ侵入できないように事前に対策をする必要があります。
費用がかかりますが、フェンスや電気柵、忌避剤を用いるのが一般的です。
また、これらの対策でもフェンスや電気柵はハクビシンだけでなくイノシシやアナグマなど他の動物に対しても有効です。
お金を掛けないで対策を行いたい場合は農作物の収穫はできるだけまとめて行い、作物が野ざらしの状態である期間を減らすなどの対処になります。
私の家の庭のぶどうについては一つ一つの房にネットを貼ることで被害はかなり軽減することができました。
ハクビシンの駆除費用はどれくらい?
家の屋根裏に住み着いてしまった…。
そのような場合は駆除をすることになるわけですが、ハクビシンについてはやっかいなことが1つあります。
ハクビシンは鳥獣保護法によって捕獲してはいけないことになっています。
そのため、個人で捕獲する場合は役所か保健所に届け出る必要があるのです。
さらに罠を用いる場合は狩猟免許が必要になるので、基本的には業者に依頼するのが最善と言えます。
駆除と言っても値段は侵入経路を立つ工事や捕獲をするかなどで値段が変わってきます。
捕獲回収が一番金額が高く1~5万円で、工事は数千円から3万円程度です。
まとめ
・ハクビシンを寄せ付けないようにする退治方法はオオカミの尿を用いると良い
・事前対策はハクビシンを見かけた段階で行い、フェンスや電気柵などが有効
・ハクビシンの駆除費用の相場は工事が数千円から3万円程度、駆除が1~5万円
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